SWIFTAlliance Gateway のリソースグループを作成します。
# scrgadm -a -g sag-rg |
論理ホストを作成します。
論理ホストは、SWIFTAlliance Gateway をインストールする前の時点で必要です。
デバイスグループとファイルシステムを作成します。
グローバルファイルシステムも使用できますが、HAStoragePlus フェイルオーバーリソースを作成して SWIFTAlliance Gateway アプリケーションと構成データを含めます。
SWIFTAlliance Gateway のデバイスグループとファイルシステムを作成するには、『Sun Cluster ソフトウェアのインストール (Solaris OS 版)』の「広域デバイスとクラスタファイルシステムについての計画」を参照してください。
HAStoragePlus フェイルオーバーリソースを作成するには、『Sun Cluster データサービスの計画と管理 (Solaris OS 版)』の「高可用性ローカルファイルシステムの有効化」を参照してください。
この手順では、パスとして /swift/SWIFTAlliance/Gateway を使用します。
# scrgadm -a -g sag-rg -j sag-ds -t SUNW.HAStoragePlus -x filesystemMountPoints=/swift |
リソースグループをオンラインにして、IP アドレスと、ストレージへのアクセスを有効にします。
# scswitch -Z -g sag-rg |
インストールの前に次のシンボリックリンクを作成します。
これらのシンボリックリンクがない場合、SWIFTAlliance Gateway アプリケーションは正しい場所にインストールされません。フェイルオーバー機能を確実に動作させるには、SWIFTAlliance Gateway アプリケーションを正しい場所にインストールする必要があります。
# cd /swift # mkdir -p /swift/etc/opt/swnet # chown -R root:system /swift/etc # chown -R root:swnetg /swift/etc/opt/swnet # chmod -R 0555 /swift/etc # chmod -R 0775 /swift/etc/opt # cd /etc/opt # ln -s /swift/etc/opt/swnet swnet # mkdir -p /swift/var/opt/swnet # chown -R root:system /swift/var/ # chown -R root:swnetg /swift/var/opt/swnet # chmod -R 0775 /swift/var # cd /var/opt # ln -s /swift/var/opt/swnet swnet |
必要に応じて、Websphere MQ クライアントのパッケージをインストールします。
Websphere MQ クライアントソフトウェアは、ゲートウェイとリモート SWIFTNet Link システム間の、接続の保証と負荷均衡を行うソフトウェアです。ユーザーがこのタイプの SWIFTAlliance Gateway のインストールを選択し、適切なライセンスが存在する場合は、Websphere MQ クライアントのパッケージをインストールします。
SWIFTNet Link のマニュアルの指示に従ってください。SWIFTNet Link のマニュアルをダウンロードするには、http://www.swift.com を参照してください。
フェイルオーバーデータサービス /swift/snl のインストール先ディレクトリを指定します。 /swift/snl.
必要に応じて、SWIFTAlliance Gateway のインストールを継続する前に、SWIFTNet Link のパッチをインストールします。
SWIFTAlliance Gateway ソフトウェアをインストールします。
SWIFTAlliance Gateway のマニュアルの指示に従ってください。SWIFTAlliance Gateway のマニュアルをダウンロードするには、http://www.swift.com を参照してください。
SWIFTAlliance Gateway ソフトウェアがリモートホストとの通信に使用する IP として、論理 IP アドレスを使用します。
必要に応じて、Websphere MQ クライアントソフトウェアをインストールします。
Websphere MQ クライアントソフトウェアは、ゲートウェイとリモート SWIFTNet Link システム間の、接続の保証と負荷均衡を行うソフトウェアです。ユーザーがこのタイプの SWIFTAlliance Gateway のインストールを選択し、適切なライセンスが存在する場合は、Websphere MQ クライアントのパッケージをインストールします。
次のシンボリックリンクを作成します。
# ln -s /swift/home/swnet /home/swnet # ln -s /swift/etc/opt/swnet /etc/opt/swnet # ln -s /swift/var/opt/swnet /var/opt/swnet |
node2 から、 node1 の ~root/ ディレクトリへ ~root/vpd.properties ファイルをコピーします。
この情報により、将来パッチをインストールできるようになります。