Sun Cluster Geographic Edition のアンインストーラの動作は、ユーザーがインストールしたコンポーネント製品、それらの相互関係などに応じて異なる可能性があります。アンインストーラを実行する際には次の点に注意してください。
アンインストーラは、Sun Cluster Geographic Edition コンポーネントを含む各ホスト上で個別に実行する必要があります。
アンインストーラが削除するのは、Sun Cluster Geographic Edition インストーラによってインストールされたコンポーネント製品だけです。
アンインストーラは、システムの製品依存をチェックしません。
アンインストーラは、構成ファイルとユーザーデータファイルを削除する場合があります。
Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの削除は、アプリケーションやデータ複製などを停止することなく行えます。アプリケーションとデータ複製をオンラインのままにする方法については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Hitachi TrueCopy 保護グループの無効化」または『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Sun StorEdge Availability Suite 3.2.1 保護グループを無効にする方法」を参照してください。
geoadm コマンドを使用してパートナーシップのメンバーシップ用ローカルクラスタを無効にするには、Geo Management の RBAC (Role-Based Access Control、役割ベースアクセス制御) 権利プロファイルを保持していなければなりません。
RBAC 権利プロファイルについては、rbac(5) のマニュアルページおよび『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。
パートナーシップのメンバーシップ用ローカルクラスタの無効化については、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアの無効化」を参照してください。