次の表は、Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアで定義されている保護グループプロパティーについて説明しています。
表 A–4 保護グループの一般的なプロパティー
プロパティー |
説明 |
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Description (文字列) |
保護グループについて説明します。 調整の推奨事項: このプロパティーは任意の時点で調整できます。 カテゴリ: 任意 初期値: 空の文字列 |
RoleChange_ActionArgs (文字列) |
役割変更アクションコマンド RoleChange_ActionCmd の実行時にコマンド行の最後に付けられる一連の引数を定義します。 調整の推奨事項: このプロパティーは任意の時点で調整できます。 カテゴリ: 任意 初期値: 空の文字列 |
RoleChange_ActionCmd (文字列) |
実行可能コマンドへのパスを指定します。このコマンドは、保護グループの主クラスタに指定されたクラスタを変更する場合に実行されます。このパスは、保護グループをホストできるすべてのパートナークラスタの全ノードで有効にしてください。 調整の推奨事項: このプロパティーは任意の時点で調整できます。 カテゴリ: 任意 初期値: 空の文字列 |
Timeout (整数) |
保護グループのタイムアウト間隔を秒単位で指定します。タイムアウト間隔は、geopg コマンドである start、stop、switchover、takeover などが実行されたあとに Sun Cluster Geographic Edition が応答を待機する最長時間です。コマンドがこのタイムアウト間隔内に応答しない場合、Sun Cluster Geographic Edition はその処理をタイムアウトとして報告します。これは、実行されたコマンドが最終的に正常に完了した場合でも同様です。 タイムアウト間隔は、クラスタベースで各処理に適用されます。適用範囲が Local である処理は、指定されたタイムアウト間隔を過ぎても完了しない場合、タイムアウトとなります。 適用範囲が Global である処理には、ローカルクラスタに対するアクションとリモートクラスタに対するアクションが含まれます。ローカルアクションとリモートアクションは、個別に時間が測定されます。このため、ローカル処理が指定タイムアウト間隔を過ぎても終了しないか、あるいはリモート処理が指定タイムアウト間隔を過ぎても終了しない場合、適用範囲が Global である処理はタイムアウトとなります。 調整の推奨事項: このプロパティーを調整できるのは、保護グループがオフラインである場合のみです。 カテゴリ: 任意 Range: 20 〜 1000000 秒 初期値: 200 |