Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理

パートナーシップと保護グループに関する構成情報の出力

現在のローカルクラスタのパートナーシップ構成を出力できます。出力される情報には、ローカルクラスタとリモートクラスタ間に定義されたすべてのパートナーシップの一覧が含まれます。

また、クラスタ上に定義されている特定の保護グループまたはすべての保護グループの現在の構成を出力することもできます。

Procedureパートナーシップに関する構成情報を表示する方法

手順
  1. クラスタノードの 1 つにログインします。

    この手順を行うには、Basic Solaris User RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。

  2. パートナーシップについての情報を表示します。


    # geops list partnership-name
    
    partnership-name

    パートナーシップの名前を指定します。パートナーシップを指定しないと、geops list コマンドはすべてのパートナーシップについて情報を表示します。

    Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアでサポートされる名前と値については、付録 B 「Sun Cluster Geographic Edition エンティティーに使用できる名前と値」を参照してください。


例 13–1 パートナーシップ構成情報の表示

この例では、ローカルクラスタ cluster-paris とリモートクラスタ cluster-newyork 間のパートナーシップについての構成情報を示します。


# geops list paris-newyork-ps

Procedure保護グループに関する構成情報を表示する方法

手順
  1. クラスタノードの 1 つにログインします。

    この手順を行うには、Basic Solaris User RBAC 権利プロファイルがユーザーに割り当てられている必要があります。RBAC の詳細は、「Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアと RBAC」を参照してください。

  2. 1 つまたはすべての保護グループに関する情報を表示します。


    # geopg list [protection-group-name]
    protection-group-name

    保護グループの名前を指定します

    保護グループを指定しないでコマンドを実行すると、システム上に構成されているすべての保護グループの情報が一覧表示されます。


例 13–2 保護グループに関する構成情報の表示

この例では、cluster-paris に構成されている avspg の構成情報を表示する方法を示します。


# geopg list avspg