Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理

raw デバイスボリュームセットの自動的な有効化

この例では、主クラスタを cluster-paris、raw デバイスディスクグループ /dev/did/rdsk/d3 を含むデバイスグループの名前を rawdg と想定します。


例 6–3 raw デバイスボリュームセットの自動的な有効化

この例では、/var/cluster/geo/avs/avsdg-volset.ini ファイルに次のエントリが入っていると想定します。


logicalhost-paris-1 /dev/did/rdsk/d3s3 /dev/did/rdsk/d3s4 
logicalhost-newyork-1 /dev/did/rdsk/d3s5 /dev/did/rdsk/d3s6 
ip async g - C rawdg

そして、rawdg-volset.ini ファイルには次のエントリがあるとします。

このサンプル構成ファイルに定義されているボリュームセットは、cluster-parisd3s3cluster-newyorkd3s5 に複製します。このボリュームセットは、ファイル内に指定されているビットマップボリュームと論理ホスト名を使用します。