dbx コマンドによるデバッグ

コマンド参照

where

where コマンドは、現在のプロセスの呼び出しスタックを表示します。手続きの追跡を出力するには、次のように入力します。


where

追跡内の上位フレームから number で指定された数だけ出力するには、次のように入力します。


where number

number で指定されたフレームから追跡を開始するには、次のように入力します。


where -f number

隠されたフレームを含めるには、次のように入力します。


where -h

関数名だけを出力するには、次のように入力します。


where -q

関数の引数と行情報を含めるには、次のように入力します。


where -v

where コマンドには、呼び出しスタックを表示するスレッドまたは LWP ID を続けて指定できます。

hide/unhide

hide コマンドを使用すると、現在有効なスタックフレームフィルタをリストで表示することができます

正規表現に一致するスタックフレームすべてを隠すか、または削除するには、次のように入力します。


hide [ regexp ]

regexp は関数名またはロードオブジェクト名を表す正規表現で、sh または ksh の正規表現スタイルをとります。

すべてのスタックフレームフィルタを削除するには、unhide を使用します。


unhide 0

hide コマンドは、番号とともにフィルタをリスト表示するため、このフィルタ番号を使用して unhide コマンドを使用することもできます。


unhide [ number | regexp  ]