このコマンドは、例外の型を表示するために使用します。この変数は、デバッグ中いつでも使用することができます。-d を使用すると、派生型が示されます。-d を使用しないと静的な型が示されます。このコマンドは、dbxenv 変数 output_dynamic_type の設定を上書きします。
スタックを解放する前に、特定の型の例外を阻止または捕獲できます。このコマンドを引数を付けずに使用すると、阻止される型がリストで示されます。-a を使用すると、すべての送出が阻止されます。阻止リストに型を追加するには typename を使用します。-x を使用すると、特定の型を阻止から除外することができます。
たとえば、int を除くすべての型を阻止するには、次のように入力します。
(dbx) intercept -a (dbx) intercept -x int
このコマンドは、阻止リストから例外の型を削除するために使用します。引数を付けずにこのコマンドを使用すると、阻止されている型のリストが示されます (intercept に同じ)。-a を使用すると、リストから阻止された型すべてが削除されます。typename を使用すると、阻止リストから 1 つの型を削除することができます。-x は、特定の型を阻止から除外することをやめるために使用します。
このコマンドは、typename の例外が実行の現時点で送出された場合に、どこで捕獲されるかを報告するものです。このコマンドは、例外がスタックのトップフレームから送出された場合に何が起こるかを検出する場合に使用します。
typename を捕獲した元の送出の行番号、関数名、およびフレーム数が表示されます。