dbx コマンドによるデバッグ

書式

fmt は、dbx がアドレスの問い合わせ結果を表示するときの書式です。生成される出力は、現在の表示書式 fmt によって異なります。表示書式を変更する場合は、異なるコードを使用してください。

指定したアドレスに対応する情報の表示方法 fmtdbx に対して指定するには、次のような書式指定子を設定します。

dbx セッションの初めに設定されるデフォルトの書式は X です。このとき、16 進表記のアドレスと値が 1 ワード (32 ビット) で表示されます。次の表は、表示書式の一覧です。

i

アセンブラ命令として表示 

d

10 進表記の16 ビット (2 バイト) で表示 

D

10 進表記の32 ビット (4 バイト) で表示 

o

8 進表記の16 ビット (2 バイト) で表示 

O

8 進表記の32 ビット (4 バイト) で表示 

x

16 進表記の16 ビット (2 バイト) で表示 

X

16 進表記の32 ビット (4 バイト) で表示 (デフォルトの書式) 

b

8 進表記のバイトで表示 

c

1 バイトの文字で表示 

w

ワイド文字で表示 

s

NULL バイトで終わる文字列で表示 

W

ワイド文字列で表示 

f

単精度浮動小数点数として表示 

F,g

倍精度浮動小数点数として表示 

E

拡張精度浮動小数点数として表示 

ld, lD

10 進数として 32 ビット (4 バイト) で表示 (D と同じ)

lo, lO

8 進数として 32 ビット (4 バイト) で表示 (O と同じ)

lx, LX

16 進数として 32 ビット (4 バイト) で表示 (X と同じ)

Ld, LD

10 進数として 64 ビット (8 バイト) で表示 

Lo, LO

8 進数として 64 ビット (8 バイト) で表示 

Lx, LX

16 進数として 64 ビット (8 バイト) で表示