dbx コマンドによるデバッグ

特定スレッドのブレークポイント

通常のブレークポイントをフィルタ処理することによって、特定スレッドにブレークポイントを設定できます。


stop in foo -thread t@4

ここで、t@4 は ID 4 のスレッドを示します。

あるスレッドがブレークポイントに達すると、すべてのスレッドが停止します。これは、「同時停止」または「世界の停止」と呼ばれています。

/proc と LWP の立場から見ると、これは同期デバッグです。

スレッドのナビゲートを容易にするには、次のコードを .dbxrc に追加してください。


_cb_prompt() {
        if [ $mtfeatures = “true”]
        then
                PS1='[$thread $lwp]: '
        else
                PS1=”(dbx-$proc) “
        fi
}