読み込むプログラム (実行可能ファイル) の名前を指定することにより、ループツールを起動できます。
% looptool program &
ファイル指定なしにループツールを起動した場合、「ファイルを開く」ダイアログボックスが開き、検証するファイルの選択を要求されます。
% looptool &
ループツールは、プログラムに関連するタイミングファイルを読み込みます。タイミングファイルには、ループに関する情報が記載されています。通常、タイミングファイルには program.looptimes という形式の名前が付けられ、プログラムと同じディレクトリに入れられます。
デフォルトでは、ループツールは実行可能ファイルのあるディレクトリを検索して、タイミングファイルを探します。したがって、タイミングファイルが所定のディレクトリにあれば (正常な状態) 、探す場所を指定する必要はありません。
% looptool program &
コマンド行でタイミングファイルの名前を指定すると、ループツールおよびループレポートはそのファイルを使用します。
% looptool program program.looptimes &
コマンド行オプション -p を指定すると、ループツールおよびループレポートは -p で示されたディレクトリを検索して、タイミングファイルを探します。
% looptool -p timing_file_directory program &
環境変数 LVPATH が設定されている場合、ツールは指定されたディレクトリを検索して、タイミングファイルを探します。
% setenv LVPATH timing_file_directory % looptool program &