プログラムのパフォーマンス解析

tcov によってプロファイル化された共有ライブラリの生成

tcov によってプロファイル化された共有ライブラリを生成し、バイナリファイルのリンクがすでに済んでいても、それを代わりに使用することが可能です。共有可能なライブラリを生成する場合は、-xa オプション (C) または -a オプション (その他のコンパイラ) を使用してください。以下に例を示します。


% cc -G -xa -o foo.so.1 foo.o

このコマンドは、共有可能なライブラリに tcov プロファイリングサブルーチンのコピーを組み込み、ライブラリのクライアントが再リンクしなくても済むようにします。ライブラリのクライアントもまたプロファイリング用にリンクされる場合、クライアントによって使用される tcov サブルーチンのバージョンは、共有可能ライブラリのプロファイルに使用されます。