ロック lint でソースコードを解析するには、まずは Sun WorkShop ANSI C コンパイラの -Zll オプションを使ってこれをコンパイルする必要があります。次に、コンパイラはコンパイルされた各 .c ファイルに 1 つずつロック lint データベースファイル (.ll ファイル) を作成します。そして、この .ll ファイルは、後ほど load サブコマンドによってロック lint に読み込みます。
ときには、ロック lint は、解析中に意味のある結果を返すために、単純化したコードを必要とする場合があります。こうしたシンプルな表示を提供できるようにするために、-Zll オプションは自動的にマクロ __lock_lint を定義します。
__lock_lint の使用法については、 「ロック lint の制限事項」 の項で詳しく解説します。