Sun Management Center 3.6.1 ユーザーガイド

属性エディタの「処理」タブ

「処理」タブは、現在のデータプロパティーに対するアラーム処理が定義可能な場合にのみ表示されます。「処理」パネルを使用して、アラーム発生時のアクションを事前に定義することができます。


注 –

定義可能なアクションには、電子メールの送信や /var/opt/SUNWsymon/bin ディレクトリに格納されたスクリプトの実行などがあります。これらのスクリプトは、root アクセス権で実行します。


たとえば、「直前 5 分間の負荷平均」のデータプロパティーに重大アラームが発生したら必ずシステム管理者に電子メールを送信する、というアクションを定義することができます。

図 10–1 で示しているように、次のインスタンスに対して固有の処理を定義することができます。


注 –

「処理」ボタンの右側のチェックボックスで、アラーム処理を自動実行するか手動実行するか指定できます。デフォルトでは、あらゆる処理が自動実行で設定されます。


図 10–1 監視プロパティーの属性エディタ処理パネル

「処理」タブが選択された状態で、「Critical Action」フィールドに電子メール送信のアクションを表示した属性パネル。

「処理」ボタンをクリックすると、「処理の選択」ウィンドウが表示されます。このウィンドウでは、記録されたアラームアクションを作成または変更することができます。次のいずれかのアクションを実行できます。

アラーム処理の定義の詳細は、「アラーム処理を登録する」を参照してください。