CLI バッチモードは、/opt/SUNWsymon/cli にある cli.properties ファイルを編集することによって設定できます。このファイルには、設定可能なパラメータが 9 つ含まれています。
表 20–1 は、これらの設定可能なパラメータの説明です。
表 20–1 CLI バッチモードを設定するためのパラメータ
パラメータ |
説明 |
デフォルト値 |
---|---|---|
process_time_out |
この時間を過ぎると、CLI バックエンドプロセスがシステムから削除されます。 |
プロセスタイムアウト (24 時間) process_time_out = 86400 (秒単位) |
uds_dgram_wait_time |
DGRAM クライアントは、CLI バックエンドプロセスからの応答を待ちます。指定時間内に応答がなかった場合は、「Error receiving data from Backend」というエラーメッセージが表示されます。 |
UDS DGRAM 待ち時間 (秒単位) uds_dgram_wait_time = 300 |
uds_stream_wait_time |
STREAM クライアントは、CLI バックエンドプロセスからの応答を待ちます。指定時間内に応答がなかった場合は、「Error receiving data from Backend」というエラーメッセージが表示されます。 |
UDS STREAM 待ち時間 (秒単位) uds_stream_wait_time = 180 |
out_file |
現在動作中の CLI バックエンドプロセスの詳細情報が含まれるファイルへのパス。このファイルの形式は次のとおりです。 <user>:<hostname>:<C Process ID>:<Java Process ID> |
ユーザーおよびプロセス情報ファイル out_file = /var/opt/SUNWsymon/cli/process-file |
socket_pathclnt |
クライアントのブローカ UDS ファイルへのパス。処理された CLI コマンドの出力は、このファイルに送られます。 |
UDS ファイルへのパス socket_pathclnt = /var/opt/SUNWsymon/cli/broker_uds_client_file |
cli_log_path |
CLI ログファイルへのパス。 |
CLI ログファイルの場所 cli_log_path = /tmp/sunmclog/cli |
cli_log_file |
CLI ログファイルの名前。 |
バックエンド (ブローカ) ログファイルの場所 cli_log_file = /tmp/sunmclog/cli/cli-batch-mode-log |
uds_file_path |
STREAM および DGRAM UDS ファイルの場所。 |
UDS ファイルの場所 uds_file_path = /var/opt/SUNWsymon/cli/ |
log_level |
使用するログレベルを指定します。本稼働環境の場合は ERROR、デバッグ環境の場合は INFO に設定してください。 |
バッチモードのログレベル [options : INFO|ERROR] log_level=ERROR |