Sun Management Center 3.6.1 ユーザーガイド

Sun Management Center のグループ

次に示すグループは、Sun Management Center サーバーの設定中に、サーバーホスト上にデフォルトで作成されます。

また、仮想グループに属する Sun Management Center の全ユーザーを ANYGROUP と呼びます。

これらのグループは、Sun Management Center のサーバーレイヤーが動作するマシン上で定義する必要がありますが、他のマシンで定義する必要はありません。次の項目では、これらのグループの詳細について説明します。


注 –

前述のグループは、/etc/group ファイルに定義されます。


Sun Management Center のオペレーター (esops)

グループ esops に所属する Sun Management Center ソフトウェアのユーザーは、通常オペレーターユーザーとして管理システムの実行、監視、ある値度のパラメータの設定などを行います。esops の実行可能な操作には、一般ユーザーに許可される操作の一部が含まれます。

Sun Management Center の管理者 (esadm)

グループ esadm に所属するユーザーは管理者操作を実行できます。管理者操作は、オペレーターユーザーが実行可能な操作のスーパーセット(上位集合)です (「Sun Management Center のオペレーター (esops)」を参照)。さらに、管理者ユーザー (esadm) は、オペレーターユーザー (esops) が実行可能な全操作のほかに次の操作を実行できます。

Sun Management Center のドメイン管理者 (esdomadm)

esdomadm に所属するユーザーは、次のドメイン管理者操作を実行できます。


注 –

前述の権限を除けば、esdomadm に所属するユーザーは、別の設定がないかぎり一般ユーザーと変わりません。