イベントマネージャーは、SNMP のデフォルトポート 163 を通じて、ほかのサーバーコンポーネントと通信します。イベントマネージャーは、トポロジマネージャーと同様にエージェント統計情報モジュールで読み込こむことができます。または、イベントマネージャー専用のイベント管理モジュールで自動的に読み込むこともできます。 イベント管理モジュールは、 「ローカルアプリケーション」カテゴリの「ブラウザ詳細」ウィンドウに表示されます。
イベント管理モジュールは、イベントデータベースの保守全般 (削除イベントのパージ、ごみ箱ファイル名の変更、自動削除など) を行います。
自動削除とは、Sun Management Center ソフトウェアが、設定時間を過ぎた停止状態のイベント、解決済みイベント、開始状態のイベントをイベントデータベースから自動的に削除することを意味します。デフォルトでは、停止状態のイベントと解決済みイベントは 7 日後にデータベースから削除され、開始状態のイベントは 30 日後に削除されます。これらのデフォルト値は、次の手順で変更できます。
イベントマネージャーの監視オブジェクトを作成します。
「監視オブジェクトとしてサーバーコンポーネントを作成する」を参照してください。
次のいずれかの方法で「詳細」ウィンドウを開きます。
イベントマネージャー」アイコン上でマウスボタン 3 を押し、階層表示またはトポロジ表示のポップアップメニューから「詳細」を選択する。
階層表示またはトポロジ表示の「イベントマネージャー」アイコンをダブルクリックする。
メインコンソールウィンドウで「イベントマネージャー」アイコンを選択し、「ツール」メニューから「詳細」を選択する。
「ブラウザ詳細」で、階層 (ツリー) 表示の「ローカルアプリケーション」アイコンをダブルクリックします。
次のいずれかの方法で「モジュールの編集」を開きます。
イベント管理モジュール上でマウスボタン 3 を押し、階層表示またはコンテンツ表示のポップアップメニューから「モジュールの編集」を選択する。
「詳細」ウィンドウでイベント管理モジュールを選択し、「モジュール」メニューから「モジュールの編集」を選択する。
「パラメータの読み込み」が表示されます。詳細は、「モジュールパラメータを変更する」を参照してください。
編集可能フィールドに時間値を入力します。
デフォルトでは、閉状態のイベントと解決済みイベントは 7 日後にデータベースから削除され、開状態のイベントは 30 日後に削除されます。
自動削除をオフにするには、「自動削除」メニューから「無効化」を指定します。
「了解」をクリックして変更を実行し、ウィンドウを閉じます。