Solaris 10 で cfgadm コマンドを使用してシステムボードに動的再構成 (DR) 操作を行なったあと、構成リーダのテーブルのいくつかの値が表示されないか、"--" と表示されます。この影響を受けるのは、構成リーダテーブルの次のエントリです。
システム
ネットワークデバイス
LOM
ASR
LOM イベント
LOM アラーム
障害インジケータ
ハードウェアの概要と物理表示も影響を受けます。ハードウェアの概要では値が "--" と表示され、物理表示ではシステムの画像が表示されません。
回避策:
DR 操作後に、次のコマンドを使用して PICL デーモンを再起動してください。
Solaris 8 または 9 システムの場合:
% /etc/init.d/picld stop
% /etc/init.d/picld start
Solaris 10 システムの場合:
% svcadm restart svc:/system/picl:default