Sun Management Center 3.6 ユーザーガイド

Procedureアラーム処理のスクリプトを定義して使用する

次の手順では、アラーム処理をカスタマイズして、アラーム条件の発生時にユーザへ自動通知する方法について説明します。

手順
  1. 次の引数を使用して、スクリプトを作成します。

    %statusfmt

    アラーム重大度 (警告、重大など)

    %statusstringfmt

    アラームの全文字列 (重大度を含む)。(例: Critical: Machine A Kernel Reader Number of User Sessions > 10)

  2. コマンド行レベルで、スーパーユーザになります。


    # su -
    
  3. ホーム Sun Management Center ディレクトリのスクリプトをインストールします。

    デフォルトは、/var/opt/SUNWsymon/bin/ ディレクトリです。例:


    # cp custom-alarm-script /var/opt/SUNWsymon/bin/
    
  4. 「ホスト詳細: ブラウザ」タブをクリックします。

  5. アラームしきい値を設定します。

    詳細は、「アラーム条件を定義する」を参照してください。

  6. 「システム負荷統計情報」アイコンをクリックします。

    「ホスト詳細: ブラウザ」ページのコンテンツ表示に、「システム負荷統計情報」のプロパティテーブルが表示されます。

  7. 「直前 5 分間の負荷平均」の「値」列を選択します。

    属性エディタの「情報」ページが表示されます。

  8. 属性エディタの「処理」タブをクリックします。

    「処理」ページが表示されます。

  9. 「重大時処理」フィールドの「処理」ボタンをクリックします。

    「アラーム処理の変更」ダイアログボックスが表示されます。

  10. 「その他」ボタンをクリックします。

  11. 「使用可能なスクリプト」メニューから、custom-alarm-script を選択します。

  12. 「引数」フィールドに次の文字列を入力します。

    %statusstringfmt

  13. 「了解」をクリックして変更に同意し、このページを閉じます。

    「処理」ページの「重大時処理」フィールドに、スクリプトファイル名が表示されます。