Sun Management Center 3.6 ユーザーガイド

データ表示の概要

データ表示はカスタマイズされたデータプロパティテーブルです。データ表示が作成可能なデータタイプは次のとおりです。

たとえば、最初のケースでは、ホストグループの CPU 使用状況を監視するデータ表示が挙げられます。2 番目のケースでは、単一ホストのディスク容量と CPU 使用状況を監視するデータ表示が挙げられます。


注 –

データ表示では、Sun Management Center ドメイン内の異なるホストの情報を統合することが可能です。ただし、異なるドメインのデータを組み合わせたデータ表示は作成できません。


データ表示の内容

データ表示の作成に必要なデータは、各種ソースからコピーされます。

データ表示を行うと、複数のデータ表示を 1 つのテーブルに表示して各種データを簡単に比較できるため、関連性のない情報の集合を効果的に監視することができます。データ表示は、いったん作成すると自動的に更新されます。また、編集不可セルを除くモジュールテーブルの全機能を備えています。さらにアラーム状態も正確に伝播され、重大アラームの要因となったセルは赤く表示されます。

作成されたデータ表示はデータベースに格納され、ユーザが明示的に削除するまで存続します。また、データベースに格納されることから、データ表示の共有も可能です。Sun Management Center サーバで正当な権限を持つユーザは誰でも、そのサーバ上に作成されたデータ表示のすべてにアクセスできます。

データ表示ウィンドウのナビゲート

データ表示ウィンドウのメインメニューの項目は、次のとおりです。