単純アラームを作成する場合の手順例を次に示します。この例では、カーネルリーダモジュールのアラームしきい値を作成します。
「ホスト詳細: ブラウザ」ページからデータプロパティ (例: システム負荷統計情報) を選択します。
「アラーム」タブをクリックします。
「アラーム」ページが表示されます。
「重大しきい値 (>)」フィールドに、現在値より小さい値を入力します。
この値に基づいて重大アラームが作成されます。
「了解」をクリックして変更に同意し、「アラーム」ページを閉じます。
しばらくすると、「システム負荷統計情報」のデータプロパティテーブルの「直前 1 分間の負荷平均」データフィールドが赤に変わります。さらに、次のフォルダとアイコンに赤色アイコンが表示されます。ただし、システムに最高重大度の未確認の開始状態のアラーム (黒色) が存在する場合は除きます。
オペレーティングシステム
カーネルリーダ
システム負荷統計情報
「ホスト詳細: アラーム」タブをクリックします。
アラームテーブルが再表示され、作成したアラームが反映されます。この詳細は、第 16 章「Web コンソールによるアラームの管理」を参照してください。
チェックマークの形をした「アラームの確認」ボタンをクリックして、このアラームに肯定応答します。
新たなアラームしきい値を作成して、その操作に慣れます。
アラームを作成したあとは、他の Sun Management Center ユーザがアラームしきい値を変更できないように、セキュリティ (アクセス権) を設定することができます。セキュリティの詳細は、第 18 章「Sun Management Center のセキュリティ」を参照してください。
アラーム情報にすべてのアラームしきい値を含める必要はありません。たとえば、重大アラームのしきい値だけを作成するという設定が可能です。