1 台のマシンに Sun Management Center エージェントをインストールして、その設定に進むと、そのエージェントのセキュリティキーを生成するためのパスワードを求めるメッセージが表示されます。このパスワードは、Sun Management Center サーバーの設定で指定したパスワードと同じである必要があります。それぞれのセキュリティキーが異なると、サーバーとエージェントは互いに通信できません。セキュリティキーの再生成方法については、「セキュリティキーの再生成」を参照してください。
設定時には、デフォルトの SNMP コミュニティ文字列 (public) を受け入れるか、あるいは非公開のコミュニティ文字列を指定するように求めるメッセージも表示されます。本来 SNMP コミュニティ文字列は特権化された内部的なアカウントのパスワードとして使用されるものであり、この文字列を一般的な SNMPv2 usec ツールと併用することでサーバーレイヤーを模倣できます。このため、デフォルトのコミュニティ文字列は使用せず、サーバーコンテキストごとに個別の非公開コミュニティ文字列を指定してください。
セキュリティパスワードと SNMP コミュニティ文字列の扱いには、スーパーユーザーパスワードと同様の注意を払ってください。