Sun Management Center 3.6 ご使用にあたって

ワークグループサーバのバグ

Sun Fire 280R サーバの DIMM およびファンの状態が一時的に不定であるため、赤色のアラームが発生する (6326476)

Solaris 10 がインストールされている Sun Fire 280R サーバで、エージェントの起動後約 5 分の間、赤色アラームが発生します。赤色アラームの発生源は構成リーダの DIMM およびファンテーブルで、DIMM とファンの状態が一時的に不定であるためです。

赤色アラームがオンになると、物理表示の上面、正面、背面表示にコンポーネントがいっさい表示されず、シャーシだけ表示されます。

回避策: なし。

構成リーダモジュールで、サポートされているサーバとして Sun Fire V490 および Sun Fire V890 サーバが表示されない (6287829)

すでに存在する Sun Fire 280R、Sun Fire V480、および Sun Fire V880 サーバとは別に、ワークグループサーバ用の構成リーダモジュールのモジュール説明に、サポートされているプラットフォームとして Sun Fire V490 とSun Fire V890 サーバが含まれていません。

この説明は、構成リーダでマウスボタン 3 をクリックし、「モジュールブラウザ」ウィンドウで「属性エディタ」を選択すると見ることができます。

回避策: なし。

Sun Fire V880 または Sun Fire V480 サーバで「アラーム」タブを選択すると、アラームの警告メッセージが発生する (6317433)

2 つのオブジェクトを持つ Fire V880 または Sun Fire V480 サーバの検出オブジェクトで「アラーム」タブを選択すると、次のようなアラーム警告メッセージが表示されます。

次のようなアラーム警告メッセージです。

Unable to get event management information from agent. Agent was busy or down. Will default to local event manager.

多くの場合、この警告メッセージは誤りで、エージェントは正しく動作しています。

「了解」をクリックすると、アラームタブのテーブルがデフォルトでローカルのイベント管理になります。いったん、検出されたオブジェクトの詳細ウィンドウを閉じ、再び開いて、「アラーム」タブをクリックすると、同じ警告メッセージが表示されます。

回避策: なし。

Solaris 10 が動作する Sun Fire V890 サーバの「ハードウェア規則」テーブルのプロセッサタイプに誤りがある (6318026)

Sun Fire V890 サーバは、UltraSparc-IV プロセッサを搭載して出荷されます。にもかかわらず、「ハードウェア規則」テーブルの「プロパティ」列に、プロセッサタイプとして「Correctable Memory Error, Ultra Sparc III」または「I/O Correctable Error, Ultra Sparc III」と表示されます。

回避策: なし。