Sun XVR-1200 グラフィックスアクセラレータと Sun XVR 500 グラフィックスアクセラレータに同じデバイス名が使用されていることがあります。Sun Blade 2500 システムの拡張カードテーブルと物理表示で Sun XVR-1200 が XVR-500 と表示されるのはこのためです。
回避策: グラフィックスアクセラレータの表示に誤りがないかどうか確認するには、/usr/platform/<i>platform-name</i>/sbin/prtdiag コマンドの出力の「入力デバイス」セクションを調べます。このコマンドの <i>platform-name</i> の部分は、システムの uname -i コマンド出力全体と置き換える必要があります。
Solaris 9 4/04 または Solaris 10 ソフトウェアがインストールされたSun Fire V440 サーバの Entry-Level Platforms Config Reader の物理コンポーネントの説明で、「モデル名」、「パーツ番号」、「バージョン」および「シリアル番号」が “--” と表示されます。
回避策: なし。
psradm -f コマンドを使用して CPU をオフラインにすると、エージェントによってアラームが生成されません。また、CPU をオフラインに戻しても、そのことがプロセッサテーブルに反映されるのに時間がかかります。
回避策: 最新の状態を見るには、GUI でほかのテーブルをクリックしてから、問題のテーブルをクリックします。デフォルトの再表示間隔では、 すべてのテーブルが 1 時間に 1 回更新されます。
Solaris 8 ソフトウェアがインストールされた Sun Fire V240 サーバの物理表示には、CD/DVD ドライブは表示されません。次のような情報が表示されます。
sd30 Soft Errors: 0 Hard Errors: 2 Transport Errors: 0 |
Vendor: TEAC Product: DV-28E-C Revision: 1.4B Serial No: |
Size: 18446744073.71GB <-1 bytes> |
Media Error: 0 Device Not Ready: 2 No Device: 0 Recoverable: 0 |
Illegal Request: 0 Predictive Failure Analysis: 0 |
回避策: なし。
CPU が 1 つの Sun Blade 2500 ワークステーションの物理表示で、CPU ファンが 2 つ表示されます。このため、構成リーダの「物理コンポーネント/ファン」テーブルで、存在しない 2 つ目の CPU ファンの「ステータス」が通信なしの状態となり、青色のアラームが表示されます。
回避策: なし。
Sun Blade 1500 ワークステーションの「環境センサ」、「温度センサ」テーブルには、Ambient および Die CPU 温度センサだけ表示されます。sys-in Ambient 温度センサは表示されないため、危険な温度値になっても、アラームが生成されません。PICL 出力には、これらの温度読み取り値がすべて表示されます。
回避策: なし。
Sun Blade 2500 ワークステーションの ELP 構成リーダの「環境センサ」、「温度センサ」テーブルには、Ambient-0 CPU Die と hard-disk 温度センサが表示されるだけです。sys-in、sys-out、および Ambient-1 温度センサは表示されないため、危険な温度値になっても、アラームが生成されません。PICL 出力には、これらの温度読み取り値がすべて表示されます。
回避策: なし。
すべての ELP プラットフォームにおいて、「ハードウェア」タブ の「ハードウェアの概要」の「総ディスク数」(「総ディスク数」のシステムノードプロパティ値) に、CD/DVD ドライブが含まれています。これは誤りです。このため、ディスク数 4 つ、光ディスクドライブ 1 つの ELP プラットフォームで、ディスク数が 5 と表示されます。
回避策: なし。
Sun Blade 2500 ワークステーションの物理表示の背面表示で、PCI カードスロットが「populated」が表示されます。これは誤りです。たとえばスロット 5 に PCI カードが 1 枚だけ入っているシステムの背面表示に、スロット 0、2、3、4、および 5 が埋まっていると表示されます。しかし、それらスロットのカードイメージにマウスを置いても、どれも強調表示されません。カードが挿入されているスロットのイメージ (この例では 5) だけが正しく強調表示されます。
回避策: 「populated」と表示されたスロットにマウスを置いて、それらのスロットが実際に埋まっているかどうかを確認してください。埋まっているスロットにマウスを置くと、そのスロットが強調表示されます。
Sun Blade 1500/2500 (Silver) プラットフォームの Sun Management Center 追補マニュアルには、既存の Sun Blade 1500/2500 (Red) の実装が使用されています。このため、トポロジ表示およびプラットフォームの物理表示に表示される画像の一部が、Silver プラットフォームの実際の物理的な色と一致しないことがあります。
また、Sun Blade 2500 (Silver) プラットフォームのマザーボードやその他の内部コンポーネントを表示するシステム側物理表示には、 DIMM ダクトやディスクファン構成部品が表示されません。
回避策: なし。