System Reliability Manager を設定する

この手順では、インストール処理の最後に System Reliability Manager の設定を行なっていないことを前提としています。

手順

スーパーユーザー (su -) で、Sun Management Center 3.6 setup スクリプトを実行します。次のいずれか 1 つを指定してください。

• まだ設定を行なっていないすべてのコンポーネントの設定を行う場合は、次のように入力します。

  # /opt/SUNWsymon/sbin/es-setup

• System Reliability Manager アドオンソフトウェアの設定のみ行う場合は、次のように入力します。

  # /opt/SUNWsymon/sbin/es-setup -p SystemManagement

/opt は、Sun Management Center 3.6 がインストールされているディレクトリを示します。これとは異なるディレクトリの場合には、実際の名前に置き換えてください。

System Reliability Manager ソフトウェアに対して設定処理が開始されます。

次の例は、サーバーレイヤとエージェントレイヤがインストールされるマシンでの設定からの出力です。

Setup for System Reliability Manager - Server Layer Creating new group: esscrusers ... Setup for System Reliability Manager - Agent Layer System Reliability Manager Setup complete #

• サーバーレイヤでは、Sun Management Center は新しいグループ esscrusers を作成します。このグループは、あとでスクリプト起動用ウィンドウモジュールによって使用されます。

• エージェントレイヤでは、setup スクリプトは、次のディレクトリ内を一掃し、モジュールが必要とするファイルを再生成します。

  /var/opt/SUNWsymon/SysMgmtPack