この節では、パッチの監視モジュールのアクセス方法について説明します。パッチおよびパッケージに関する情報の表示方法についても説明します。
Patch Manager (PatchPro) ソフトウェアをまだシステムにインストールしていない場合は、ダウンロードしてインストールします。
詳細は、「パッチソフトウェアの入手」を参照してください。
パッチの監視モジュールをロードします。
モジュールのロード方法については、『Sun Management Center 3.6 ユーザーガイド』の「モジュールを読み込む」を参照してください。パッチの監視モジュールは、階層ウィンドウの「オペレーティングシステム」から利用可能です。
Sun Management Center 3.6 コンソールで、左区画にあるホスト名をダブルクリックします。
ホストの「詳細」ウィンドウのモジュールブラウザ表示で、「オペレーティングシステム」フォルダをダブルクリックします。
カテゴリが展開されます。
パッチの監視モジュールをダブルクリックします。
カテゴリが展開されます。
「推奨パッチ」をダブルクリックします。
パッチの監視モジュールは、右区画にパッチの状態テーブルとパッチリストテーブルを表示します。
パッチソフトウェアは、JavaTM テクノロジに基づきます。Java 実行時環境の正しいバージョンがシステムで検出されない場合、パッチソフトウェアによって正しいバージョンがインストールされます。
パッチの状態テーブルは、次の表に示すような、推奨パッチに関する一般的な情報を表示します。
表 4–1 パッチの状態情報
状態 |
次の値が可能です。
|
推奨パッチ数 |
システムに適用する推奨パッチの数。 |
パッチリストテーブルは、次の表に示すような、不足しているパッチとそれに関する情報をリストします。
表 4–2 Patch List 情報
パッチ ID |
パッチの識別番号。 |
形式 |
パッチに関する情報の要約。 |
要件 |
このパッチの前にインストールされている必要があるパッチのリスト。括弧内のパッチ ID は、システムにまだインストールされていないパッチを示します。 |
廃止 |
蓄積したパッチと交換するパッチのリスト。括弧内のパッチ ID は、まだインストールされていないパッチを示します。 |
パッチリストテーブルを表示します。
手順の詳細は、「パッチの監視モジュールにアクセスする」を参照してください。
パッチを表示している行でマウスボタン 3 を押します。
ポップアップメニューが表示されます。
「<PatchID> を参照しているインストール済みのパッチ一覧を表示します」を選択します。
検索表示が開き、選択したパッチを参照するインストール済みのパッチのリストが表示されます。
ホストの「詳細」のモジュールブラウザで、階層ウィンドウの「オペレーティングシステム」をダブルクリックします。
カテゴリが展開されます。
「パッチの監視」をダブルクリックします。
カテゴリが展開され、「推奨パッチ」が表示されます。
「推奨パッチ」でマウスボタン 3 を押します。
ポップアップメニューが表示されます。
表示するかどうかを選択します。
システムにインストールされているパッチのリストを表示するには、「インストール済みのパッチを表示します」を選択します。
システムにインストールされているパッケージのリストを表示するには、「インストール済みのパッケージを表示します」を選択します。
検索表示が開き、適切なリストが表示されます。