Solaris Container Manager 3.6 インストールと管理

レポート要求

ホスト、ホストグループ、コンテナ、コンテナグループ、リソースプール、ゾーン、および有効なコンテナについて、CPU とメモリーの両方のリソース使用状況レポートを使用できます。レポートを表示する前に、ブラウザのキャッシュを毎回更新するように設定します。6 種類のレポートの一覧は、「レポート」を参照してください。次の期間に使用された CPU リソースとメモリーリソースのレポートを生成できます。

日別グラフレポートは、Performance Reporting Manager ソフトウェアのインストールの 2 時間後から使用可能になります。データが収集され、データベースに保存されてから、レポートが作成されます。履歴データに基づいた、無効なコンテナやコンテナの CPU とメモリーのリソース使用状況レポートも表示できます。

使用されている CPU リソースとメモリーリソースのリアルタイムのレポートは、有効なプロジェクトについてのみ生成できます。

Procedureホストのリソース使用状況レポートを要求する

ホストの日別、週別、または月別のレポートを生成するには、次の手順に従います。

手順
  1. ブラウザのキャッシュを毎回更新するように設定します。

  2. ホスト表示のナビゲーションウィンドウからホストを選択します。

  3. 「使用状況」タブを選択します。

    過去 24 時間のホストの CPU とメモリーの使用量が表示されます。


    注 –

    Solaris 10 では、CPU およびメモリーの使用量が表示されます。


  4. 「グラフのプロパティ」のリンクをクリックします。

  5. ホスト全体のレポートを生成するか、ホスト内のリソースオブジェクトだけのレポートを生成するかを選択します。


    注 –

    ホストのリソースオブジェクトは、リソースプールまたはプロジェクトです。

    Solaris 10 では、ホストのリソースオブジェクトは、リソースプール、ゾーン、またはプロジェクトです。


    • ホスト全体のレポートを生成するには、「総稼働率」オプションを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

    • ホスト内のリソースオブジェクトのレポートを生成するには、「オブジェクトごとの累積稼働率」オプションを選択します。

      適切なリソースオブジェクトを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      使用量が多い上位 5 つのリソースオブジェクトの CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

  6. (省略可能) 過去 24 時間のデータを CSV ファイルにエクスポートするには、「データをエクスポート」ボタンをクリックします。

    CSV レポートは、Performance Reporting Manager ソフトウェアのインストールの 2 時間後から使用可能になります。データが収集され、データベースに保存されてから、レポートが作成されます。このデータはグラフでプレビューできません。

    エクスポートされるデータは、過去 24 時間のコンテナの時間別データです。したがって、日別グラフのデータとは異なります。

Procedure有効なプロジェクトのリソース使用状況レポートを要求する

有効なプロジェクトの日別、週別、月別、またはリアルタイムのレポートを生成するには、次の手順に従います。

手順
  1. ブラウザのキャッシュを毎回更新するように設定します。

  2. 「ホスト」ビューのナビゲーションウィンドウからホストを選択します。

  3. 右側の区画で「プロジェクト」タブを選択します。

    このホスト上のプロジェクトのリストが表示されます。

  4. レポートを生成する有効なプロジェクトを選択します。

  5. 「使用状況」タブを選択します。

    過去 24 時間の有効なプロジェクトの CPU とメモリーの使用量が表示されます。

  6. 「グラフのプロパティ」のリンクをクリックします。

  7. 「総稼働率」オプションを選択します。

  8. 「期間」リストから適切な期間を選択します。

    有効なプロジェクトのリアルタイムのレポートを生成することもできます。

  9. 「グラフを更新」ボタンをクリックします。

    CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

  10. (省略可能) 過去 24 時間のデータを CSV ファイルにエクスポートするには、「データをエクスポート」ボタンをクリックします。

    CSV レポートは、Performance Reporting Manager ソフトウェアのインストールの 2 時間後から使用可能になります。データが収集され、データベースに保存されてから、レポートが作成されます。このデータはグラフでプレビューできません。

    エクスポートされるデータは、過去 24 時間のコンテナの時間別データです。したがって、日別グラフのデータとは異なります。

Procedureコンテナのリソース使用状況レポートを要求する

コンテナの CPU とメモリーの使用状況レポートを要求するには、次の手順に従います。データは履歴データに基づき、コンテナに基づく有効なコンテナで使用されたリソースの平均です。

手順
  1. ブラウザのキャッシュを毎回更新するように設定します。

  2. コンテナ表示でコンテナを選択します。

  3. 「使用状況」タブを選択します。

    過去 24 時間のコンテナの CPU とメモリーの使用量が表示されます。

  4. 「グラフのプロパティ」のリンクをクリックします。

  5. コンテナ全体のレポートを生成するか、コンテナ内のリソースオブジェクトのレポートを生成するかを選択します。


    注 –

    コンテナのリソースオブジェクトはホストです。


    • コンテナ全体のレポートを生成するには、「総稼働率」オプションを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

    • コンテナ内のリソースオブジェクトのレポートを生成するには、「オブジェクトごとの累積稼働率」オプションを選択します。

      適切なリソースオブジェクトを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      使用量が多い上位 5 つのリソースオブジェクトの CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

Procedureリソースプールのリソース使用状況レポートを要求する

リソースプールの日別、週別、または月別のレポートを生成するには、次の手順に従います。

手順
  1. ブラウザのキャッシュを毎回更新するように設定します。

  2. ホスト表示で、リソースプールがバインドされているホストを選択します。

    このホストにバインドされているすべてのリソースプールのリストが、右側の区画の「リソースプール」表に表示されます。

  3. 表内でリソースプールの名前を選択します。

    このリソースプールにバインドされているすべてのコンテナを含む表が表示されます。

  4. 「使用状況」タブを選択します。

    過去 24 時間のリソースプールの CPU とメモリーの使用量が表示されます。


    注 –

    Solaris 10 では、CPU およびメモリーの使用量が表示されます。


  5. 「グラフのプロパティ」のリンクをクリックします。

  6. リソースプール全体のレポートを生成するか、リソースプール内のリソースオブジェクトだけのレポートを生成するかを選択します。


    注 –

    リソースプールのリソースオブジェクトはプロジェクトです。

    Solaris 10 では、リソースプールのリソースオブジェクトはゾーンおよびプロジェクトです。


    • リソースプール全体のレポートを生成するには、「総稼働率」オプションを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。また、使用状況レポートおよび帯域幅レポートが生成されます。

    • リソースプール内のリソースオブジェクトのレポートを生成するには、「オブジェクトごとの累積稼働率」オプションを選択します。

      適切なリソースオブジェクトを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      使用量が多い上位 5 つのリソースオブジェクトの CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。また、使用状況レポートおよび帯域幅レポートが生成されます。

  7. (省略可能) 過去 24 時間のデータを CSV ファイルにエクスポートするには、「データをエクスポート」ボタンをクリックします。

    CSV レポートは、Performance Reporting Manager ソフトウェアのインストールの 2 時間後から使用可能になります。データが収集され、データベースに保存されてから、レポートが作成されます。このデータはグラフでプレビューできません。

    エクスポートされるデータは、過去 24 時間のコンテナの時間別データです。したがって、日別グラフのデータとは異なります。

Procedure(Solaris 10 のみ) ゾーンのリソース使用状況レポートを要求する

ゾーンの日別、週別、または月別のレポートを生成するには、次の手順に従います。

手順
  1. ブラウザのキャッシュを毎回更新するように設定します。

  2. ホスト表示のナビゲーションウィンドウから Solaris 10 のホストを選択します。

  3. 「ゾーン」タブを選択します。

    このホスト上のゾーンのリストが表示されます。

  4. レポートを生成するゾーンを選択します。

  5. 「使用状況」タブを選択します。

    過去 24 時間のゾーンの CPU 、メモリー、および帯域幅の使用量が表示されます。

  6. ゾーン全体のレポートを生成するか、ゾーン内のリソースオブジェクトだけのレポートを生成するかを選択します。


    注 –

    ゾーンのリソースオブジェクトはプロジェクトです。


    • ゾーン全体のレポートを生成するには、「総稼働率」オプションを選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

    • ゾーン内のリソースオブジェクトのレポートを生成するには、「オブジェクトごとの累積稼働率」オプションを選択します。

      リストで「プロジェクト」を選択します。

      「期間」リストから適切な期間を選択します。

      「グラフを更新」ボタンをクリックします。

      使用量が多い上位 5 つのリソースオブジェクトの CPU とメモリーのリソース使用状況グラフが表示されます。

  7. (省略可能) 過去 24 時間のデータを CSV ファイルにエクスポートするには、「データをエクスポート」ボタンをクリックします。

    CSV レポートは、Performance Reporting Manager ソフトウェアのインストールの 2 時間後から使用可能になります。データが収集され、データベースに保存されてから、レポートが作成されます。このデータはグラフでプレビューできません。

    エクスポートされるデータは、過去 24 時間のコンテナの時間別データです。したがって、日別グラフのデータとは異なります。