Solaris Container Manager 3.6 インストールと管理

プロジェクトの有効化

プロジェクトを有効にするには、まずコンテナをホストに関連付けます。次に、プロジェクトの最小 CPU 予約数とメモリーキャップを割り当ててリソース境界を設定します。プロジェクトは、これらのリソース境界をサポートするホストに関連付ける必要があります。有効なプロジェクトとは、外に出されてホスト上に常駐しているという点から、配備済みとも言えます。

新規プロジェクトウィザードでアプリケーションベースのプロジェクトを作成するときは、アプリケーションに関連するプロジェクトを特定する一致式を指定できます。一致式と一致するプロセスがすべてこのコンテナの下に移動されます。プロジェクトを有効にすると、コンテナが関連付けられているホストで、/etc/project データベースにエントリが作成されます。これに対して、一致するプロセスがコンテナのプロジェクト名の下に移動します。プロセスが移動したら、プロジェクトのすべてのリソース使用状況データが収集され、保存されます。