スーパーユーザー (su –) で、次のように入力して Sun Management Center の設定ウィザードを起動します。
# /opt/SUNWsymon/sbin/es-guisetup |
/opt は、Container Manager がインストールされているディレクトリを示します。これとは異なるディレクトリの場合には、実際の名前に置き換えてください。
Container Manager の設定ウィザードが表示され、指示に従ってソフトウェアの設定処理を実行できます。まず「概要」パネルが表示されます。「次へ」ボタンをクリックしてウィザードを進みます。前に戻って変更を行うには、「戻る」ボタンをクリックします。
複数の Sun Management Center のアドオン製品をインストールした場合は、自動的に各製品に対する設定ウィザードが表示されます。各ウィザードの指示に従って、アドオン製品の設定処理を実行します。1 つのアドオン製品の設定処理が完了すると、自動的に次の設定ウィザードが表示されます。Container Manager ソフトウェアの設定ウィザードが最初に表示されるとは限りません。
「コンポーネントの停止」パネルのリストを確認します。
設定処理を続けるには、Sun Management Center のコンポーネントを停止する必要があります。インストールしたアドオン製品のいくつかの設定処理が完了すると、「拡張セットアップ」パネルが表示されます。残りのアドオンソフトウェアは、ここで設定できます。
「アドオンの構成」オプションを選択します。
設定されていないインストール済みのアドオンソフトウェアを設定します。
「セットアップ完了」パネル内の製品リストを確認します。
「アドオン製品の選択」パネルが表示されます。システムに新たにインストールされた設定対象のすべての製品が一覧表示されます。以前に設定した製品の設定を再度実行することもできます。
製品リストに Container Manager が設定対象として表示されるかどうかを確認します。「次へ」をクリックして設定処理を開始します。
コンポーネントの設定中に進行状況のパネルが表示されます。
エージェントレイヤを設定するときに、リソースプールに関連付けられていないプロセッサセットが検出された場合は、これらのセットを削除するためのアクセス権を要求するパネルが表示されます。次のオプションがあります。
「はい」– これらのプロセッサセットはシステムから削除されます。Container Manager が正常に機能するには、リソースプールに関連付けられていないプロセッサセットはすべて削除する必要があります。プロジェクトはプールに関連付けられている必要があります。このオプションを選択したら、プロセッサセットは自動的に削除され、設定処理が続行します。
「いいえ」– これらのプロセッサセットはシステムから削除されません。このオプションを選択したら、設定ウィザードが終了し、Container Manager ソフトウェアはシステムで設定されません。リソースプールに関連付けられていないプロセッサセットがあるホストでは、Container Manager ソフトウェアを使用できません。
「取消し」– 設定ウィザードが終了します。Container Manager ソフトウェアはシステムで設定されません。
コンマで区切って有効なユーザー名を入力します。ここで入力するユーザーは、サーバーマシン上で /var/opt/SUNWsymon/cfg/esusers ファイルにすでに存在し、かつ esadm または esdomadm グループに割り当てられている必要があります。
Solaris Container Manager の設定ではユーザーの認証は行いません。
サーバーレイヤのインストールを設定する場合は、データベース用に 300M バイト以上の空きディスク容量があるディレクトリのフルパスを指定し、「次へ」をクリックします。
「Solaris Container Manager DB の構成」パネルの進行状況の表示が終了したら、「次へ」をクリックします。
起動ウィザードを起動するには、「次へ」をクリックします。
設定手順を完了すると、Sun Management Center のプロセスを開始できます。詳細は、『Sun Management Center 3.6 インストールと構成ガイド』の第 8 章「Sun Management Center の起動と停止」を参照してください。
Container Manager の GUI の起動方法については、「Container Manager の GUI を起動する」を参照してください。