Sun Management Center 3.6.1 ユーザーガイド

Procedure検出オブジェクト要求の設定を変更する

  1. 「新しい検出要求」ウィンドウまたは「検出要求の編集」ウィンドウの「設定の変更」タブをクリックします。

  2. 検出要求情報のログファイルへの書き込みを停止するには、「検出要求の状況を記録」チェックボックスを選択解除します。

    デフォルトでは、「オブジェクト検出」ウィンドウからアクセス可能なログに情報が書き込まれます。詳細は、「検出オブジェクトログを表示する」を参照してください。

    ログ機能を使用不可にしても、検出要求プロセス状態の情報は「オブジェクト検出」のメインウィンドウに表示されたままです。

  3. 必要に応じて、「設定の変更」の「Ping」領域にある「タイムアウト」フィールドの情報を編集します。

    このフィールドで、検出マネージャーの ping 要求応答の待ち時間を秒単位で増やすことができます。デフォルトでは、検出マネージャーがタイムアウトするまでの待ち時間は 1 秒です。

  4. 必要に応じて、「設定の変更」の「Ping」領域にある「リトライ」フィールドの情報を編集します。

    このフィールドで、検出マネージャーが ping 要求を管理オブジェクトに送信する回数を増やすことができます。デフォルトでは、検出マネージャーが ping する回数は各オブジェクトにつき 1 回です。

  5. 必要に応じて、「設定の変更」の「SNMP」領域にある「タイムアウト」フィールドの情報を編集します。

    このフィールドで、検出マネージャーの SNMP 要求応答の待ち時間を秒単位で増やすことができます。デフォルトでは、検出マネージャーがタイムアウトするまでの待ち時間は 3 秒です。

  6. 必要に応じて、「設定の変更」の「SNMP」領域にある「リトライ」フィールドの情報を編集します。

    このフィールドで、検出マネージャーが SNMP 要求を管理オブジェクトに送信する回数を増やすことができます。デフォルトでは、検出マネージャーが SNMP を送信する回数は各オブジェクトにつき 1 回です。

  7. 必要に応じて、「設定の変更」の「SNMP」領域にある「コミュニティー文字列」フィールドの情報を編集します。

    このフィールドで、SNMP コミュニティーのデフォルト値を変更することができます。デフォルト値は public です。この値を変更する場合は、1 つまたはパイプ文字 (|) で区切られた複数の文字列を追加します。

  8. 必要に応じて、「設定の変更」の「一般」領域にある「最大ホスト数」フィールドの値を編集します。

    このフィールドで、トポロジデータベースに追加可能なオブジェクト数を限定することができます。デフォルト値は 256 です。

  9. 必要に応じて、「設定の変更」の「一般」領域にある「最大検出時間」フィールドの値を編集します。

    このフィールドで、検出プロセスの合計の実行時間を限定することができます。デフォルト値は 1000000 秒 (約 280 時間または 11 日強) です。

  10. 「了解」ボタンをクリックします。

    設定変更が適応されて、「新しい検出要求」ウィンドウが閉じます。検出プロセスが起動します。