Sun Management Center 3.6.1 をインストールする前、またはインストールされている既存の Sun Management Center を Sun Management Center 3.6.1 にアップグレードする前に行う必要がある作業は次のとおりです。
ネットワーク上の各マシンにどの Sun Management Center 3.6.1 コンポーネントとどの製品アドオンをインストールするか決定します。
Sun Management Center または Sun Management Center コンポーネントをインストールするプラットフォームがサポートされていることを確認します。「サポートされるプラットフォーム」を参照してください。
第 1 章「Sun Management Center 3.6.1 のインストール」で RAM とディスク容量の最小要件を確認します。また、http://docs.sun.com にある Sun Management Center アドオン製品の追補マニュアルも参照します。
選択したコンポーネントとアドオン製品に必要な RAM 容量とディスク容量を合計します。
インストールするコンポーネントに対応したオペレーティングシステムを各マシンが使用しているかを確認します。表 1–3 および 表 1–4 を参照してください。
Sun Management Center サーバーコンポーネントと Sun Management Center コンソールコンポーネントに指定されたマシンに正しい JDK バージョンがインストールされているかを確認します。表 1–3 を参照してください。JDK ソフトウェアは http://java.sun.com/ からダウンロードできます。
環境変数 PATH と JAVA_HOME を設定します。
Solaris プラットフォームの場合
Sun Management Center Web コンソールまたは Java コンソールの実行に使用されているアカウントに環境変数 DISPLAY と JAVA_HOME が 設定されていることを確認します。
JDK バージョン 1.3.1 と 1.4 のデフォルトの場所は /usr/j2se です。「Solaris プラットフォームで JAVA_HOME と PATH を設定する」を参照してください。
Microsoft Windows プラットフォームの場合
Microsoft Windows の %PATH% 環境変数 に JDK の bin ディレクトリのパスが追加されていることを確認します。
ネットワーク上のマシンに 4G バイト 以上の RAM が搭載されている場合は、マシンに 64 ビット互換パッチ SUNWscpux をインストールします。「4G バイトを超える RAM を持つ Solaris システム」を参照してください。
ネットワークに StorEdge A5X00 デバイスが存在する場合は、必要なパッチをインストールします。「Sun StorEdge A5x00 パッケージ」を参照してください。
ネットワークに T3 ストレージデバイスが存在する場合は、そのデバイスが接続されているマシン上の /etc/hosts ファイルと /etc/ethers ファイルを更新する必要があります。また、Monitoring and Management of A5X00 and T3 Devices アドオン製品をインストールするマシン上の /etc/hosts ファイルと /etc/ethers ファイルも更新する必要があります。「T3 ストレージデバイス」を参照してください。
旧バージョンの Sun Management Center で T3 デバイスを監視および管理している場合は、Sun Management Center 3.6.1 にアップグレードする前に、Sun Management Center の T3 デバイス構成情報を削除しておく必要があります。「T3 デバイス構成情報の削除 (該当する場合)」を参照してください。
インストールソースを選択します。
媒体またはインストールイメージのどちらからでもインストールできます。「インストールソースの確認」を参照してください。