メイン SSP 上で showfailover(1M) コマンドを使用すれば、SSP または制御ボードのフェイルオーバー状態と専用接続リンクの状態を知ることができます。SSP と制御ボードの名前も知ることができます。また、JTAG インタフェースとシステムクロックを管理している制御ボードも識別できます。表示されるフェイルオーバー情報の詳細は、「フェイルオーバー状態情報の取得」を参照してください。
以下の例は、主制御ボードに障害がある場合に制御ボードフェイルオーバーについて表示される情報です。
ssp% showfailover
Failover State:
SSP Failover: Active
CB Failover: Failed
Failover Connection Map:
Main SSP to Spare SSP thru Main Hub: GOOD
Main SSP to Spare SSP thru Spare Hub: GOOD
Main SSP to Primary Control Board: FAILED
Main SSP to Spare Control Board: GOOD
Spare SSP to Main SSP thru Main Hub: GOOD
Spare SSP to Main SSP thru Spare Hub: GOOD
Spare SSP to Primary Control Board: FAILED
Spare SSP to Spare Control Board: GOOD
SSP/CB Host Information
Main SSP: xf12-ssp
Spare SSP: xf12-ssp2
Primary Control Board (JTAG source): xf12-cb1
Spare Control Board: xf12-cb0
System Clock source: xf12-cb1
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Hostview を使用して、制御ボードフェイルオーバーのタイプ (完全または部分的) を確認することもできます。Hostview において、JTAG インタフェースとシステムクロックを管理している制御ボードが、文字「J」 (JTAG) と「C」 (システムクロックソース) で示されます。
図 9-1 は、部分的な制御ボードフェイルオーバーの後の Hostview ウィンドウの例です。この例では、1 つの制御ボードが JTAG インタフェースを処理し、もう 1 つの制御ボードがシステムクロックソースとして機能しています。