システムログおよび SSP アプリケーションに送信される PSM エラーメッセージの一覧を以下に示します。
表 A-8 PSM エラーメッセージ
エラーメッセージ |
推定される原因 |
対処方法 |
---|---|---|
1 SFDR_ERR_INTERNAL |
内部ドライバに問題が発見されました。 |
なし |
2 SFDR_ERR_SUSPEND |
デバイスの保存停止に失敗しました。 |
なし |
3 SFDR_ERR_RESUME |
保存停止したデバイスの復元再開に失敗しました。 |
なし |
4 SFDR_ERR_UNSAFE |
停止している安全ではないデバイスを参照したため、オペレーティングシステムの休止に失敗しました。 |
ドメイン内にある安全でないデバイスの入出力の使用法を確認し、安全でないデバイスを手動で停止します。 |
5 SFDR_ERR_UTHREAD |
ユーザースレッドを停止できませんでした。 |
操作を再試行します。エラーが続く場合は、 kill(1) コマンドを使ってプロセスの停止を試みます。 |
6 SFDR_ERR_RTTHREAD |
リアルタイムスレッドを停止できませんでした。 |
操作を再試行します。エラーが続く場合は、 kill(1) コマンドを使ってプロセスの停止を試みます。 |
7 SFDR_ERR_KTHREAD |
カーネルスレッドを停止できませんでした。 |
操作を再試行します。エラーが続く場合は、 kill(1) コマンドを使ってプロセスの停止を試みます。 |
8 SFDR_ERR_OSFAILURE |
カーネルは、DR ドライバ用の DR 操作を適切に処理していません。 |
なし |
9 SFDR_ERR_OUTSTANDING |
以前の DR ドレイン操作に起因するエラーが DR ステータスコマンド経由で報告されていないため、ioctl() が失敗しました。 |
操作を再度実行します。 |
11 SFDR_ERR_CONFIG |
現在のシステム構成では、DR 操作を実行できません。 |
/etc/system ファイルをチェックして、メモリー切断を可能にします。 |
12 SFDR_ERR_NOMEM |
メモリーが不足しています。 |
なし |
13 SFDR_ERR_PROTO |
プロトコル障害 |
なし |
14 SFDR_ERR_BUSY |
デバイスは使用中です。 |
デバイスの I/O 使用状況をチェックして、このエラーの原因 (たとえば、マウントされたファイルシステムまたは AP デバイスへの最後のパス) を判定します。可能であれば、手動でシステムを調整してこのエラーを訂正します (たとえば、ファイルシステムのマウント解除)。エラーの原因が明確でない場合は、購入先にお問い合わせください。 |
15 SFDR_ERR_NODEV |
デバイスが存在しません。 |
なし |
16 SFDR_ERR_INVAL |
無効な引数と操作のいずれかまたは両方 |
なし |
17 SFDR_ERR_STATE |
無効なボード状態 (遷移) |
なし |
18 SFDR_ERR_PROBE |
ボード用の OBP ノードのプローブに失敗しました。 |
なし |
19 SFDR_ERR_DEPROBE |
ボード用の OBP ノードのデプローブに失敗しました。 |
なし |
20 SFDR_ERR_HW_INTERCONNECT |
相互接続ハードウェアが失敗しました。 |
なし |
21 SFDR_ERR_OFFLINE |
CPU をオフラインにすることに失敗しました。 |
なし |
22 SFDR_ERR_ONLINE |
CPU をオンラインにすることに失敗しました。 |
なし |
23 SFDR_ERR_CPUSTART |
CPU の開始に失敗しました。 |
なし |
24 SFDR_ERR_CPUSTOP |
CPU の停止に失敗しました。 |
なし |
25 SFDR_ERR_JUGGLE_BOOTPROC |
クロック信号 CPU の移動に失敗しました。 |
なし |
26 SFDR_ERR_CANCEL |
RELEASE 操作の取消しに失敗しました。 |
ドレイン操作の完了後に Abort Detach 操作を再実行します。 |