名前 | 形式 | 機能説明 | オペランド | 使用例 | 注意 | 終了ステータス | 関連項目
drshow は、ボードレベルとシステムレベルのリソース、および DR についての 情報を表示します。 表示は表形式です。
drshow は指定された間隔 (秒単位) で、指定された回数だけサンプリングすることができます。 このポーリング機能は、特に進行中のドレイン操作を 監視するのに役立ちます。
このコマンドは、Sun Enterprise 10000 サーバー上の DR 2.0 ドメイン (つまり、DR デーモンを使用するドメイン) に対してのみ有効です。domain_status(1M) コマンドを使用すると、ドメインで実行されている DR バージョンを調べることができます。
以下のオペランドをサポートしています。
ドメインの中にある、開いている「安全でない」デバイスをすべて表示します。
ターゲットドメインのボード番号 (0 〜 15)
ドメインのアクティブなシステムボードすべてについて、要求された情報を レポートします。
レポートのタイプを 1 つ選択して指定します。レポートのタイプを示す以下のキーワー ドには、大文字、小文字の区別がありません。
CPU - ボードのプロセッサ情報を示します (デフォルト)。
DRAIN - アクティブなドレイン操作の進捗状況を示します。
IO - このボードに接続されているデバイスを示します。
OBP - OBP が認識するボード設定を表示します。 OBP 表示は、Init Attach されているがまだ Complete Attach されていないボードに対して、 使用することができます。 OBP 表示は、使用中のボードの CPU/MEM/IO 表示ほど正確でないことがあります。
MEM - このボードのメモリー設定を表示します。
drshow が表示を繰り返す間隔 (秒単位)
drshow が表示を繰り返す回数
dr> drshow 1 IO
I/O Bus Controllers and Devices for Board 1
-------------------------------- I/O Bus 1 : Slot 0 : esp0 ----------------------
device opens name usage
------ ----- ---- -----
sd0 0 /dev/dsk/c0t0d0s0
sd1 26 /dev/dsk/c0t1d0s0 /
0 /dev/dsk/c0t1d0s1 swap, /tmp
9 /dev/dsk/c0t1d0s3 /var
1 /dev/dsk/c0t1d0s5 /opt
18 /dev/dsk/c0t1d0s6 /usr
1 /dev/dsk/c0t1d0s7 /export
sd2 0 /dev/dsk/c0t2d0s0
sd3 0 /dev/dsk/c0t3d0s1 swap, /tmp
0 /dev/dsk/c0t3d0s7 /xfer
-------------------------------- I/O Bus 1 : Slot 1 : qec0 ----------------------
device opens name usage
------ ----- ---- -----
qe0 qe0 ts4 (129:153:49:118)
qe1 qe1
qe2 qe2
qe3 qe3
|
表示を繰り返す場合は注意してください。 繰り返しが終わる前に中止するには、 Control-C を押せば、DR シェルが終了します。
drshow は、常に dr_return に結果コード 0 を返します。
dr(1M)
『Sun Enterprise 10000 Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』