第2章 |
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Sun Fire ハイエンドシステムソフトウェアのマニュアルは、次の 3 つのカテゴリのマニュアルから構成されます。
さらにいくつかのハードウェアおよびサービスマニュアルが、Sun Fire ハイエンドシステムハードウェアに付属しています。これらのマニュアルの中の『Sun Fire 15K/12K システムサイト計画の手引き』と『Sun Fire E25K/E20K システムサイト計画の手引き』の 2 冊には、管理ネットワークソフトウェアによって使用されるインターネットプロトコル (IP) アドレスの範囲を割り当てるために必要な手順を含む、インストール前チェックリストが記載されています。
Sun Fire ハイエンドシステムは、ミッションクリティカルなデータセンターで使用されます。Sun Fire ハイエンドシステムソフトウェアマニュアルセットの対象読者は、これらのハイエンドシステムを構成、維持管理する経験豊富なシステム管理者です。
Sun Fire ハイエンドシステムの管理者は、Sun 認定 Solaris システム管理者資格 (SCSA)、および Sun 認定 Solaris ネットワーク管理者資格 (SCNA) を取得する能力を持っていることが推奨されます。Sun より提供されるこれらの認定資格は、Solaris OS での重要なシステム管理手順の実行を担当するシステム管理者、および Solaris OS が動作するネットワークシステムの管理を担当する技術アプリケーションサポートスタッフを対象としています。
Sun Microsystems では、認定資格取得プロセスを解説した Web サイトを用意しています。このサイトには、Solaris OS 認定資格試験の準備と受験申込に必要な次の情報が記載されています。
認定資格取得の詳細は、次の Web サイトを参照してください。
多くの場合、認定資格ではトレーニングコースに沿った内容が出題されるため、Sun Fire ハイエンドシステムの管理者は、Sun エデュケーションサービスの Solaris OS の管理およびネットワーク管理の分野の標準的なトレーニングコースの内容に習熟することをお勧めします。特に次のコースを推奨しています。
これらのコースとその内容の詳細は、次の Web サイトで Solaris OS のコースを参照してください。
一部のシステム管理手順は、Solaris OS にも Sun Fire ハイエンドシステムにもあまり精通していない可能性があるオペレータに任されるため、インストールや構成などの操作手順は段階的にわかりやすく記載されています。オペレータが実行する行為ごとに 1 つの手順が示され、手順の実行後にオペレータに表示されるメッセージの例が豊富に示されています。
Sun Fire ハイエンドシステムのソフトウェアマニュアルには、ユーザーマニュアル、リファレンスマニュアル (man コマンドを使用して個別に表示できる個々のマニュアルページを含む)、インストールガイド、リリースノート、および README ファイルが含まれます。
製品版ソフトウェアリリースの場合、Sun Microsystems の Web サイトでこれらのソフトウェアマニュアルを入手することもできます。次の Web サイトの「High-End Servers (ハイエンドサーバー)」リンクをクリックすると、これらのマニュアルが表示されます。
http://www.sun.com/products-n-solutions/hardware/docs/Servers/
いずれかの Sun Fire ハイエンドシステムドメインで Solaris OS をインストールまたはアップグレードする場合は、使用している Solaris OS のメディアキットに同梱されている Solaris OS のインストールマニュアルとリリースノート (ご使用にあたって) を参照してください。
プラットフォーム管理情報については、『System Management Services (SMS) 1.6 管理者マニュアル』を参照してください。
各 SMS コマンドの使用法と構文については、『System Management Services (SMS) 1.6 リファレンスマニュアル』と、このマニュアルに記載されている各 SMS マニュアルページを参照してください。
メインまたはスペアシステムコントローラで SMS ソフトウェアをアップグレードまたは再インストールする場合は、『System Management Services (SMS) 1.6 インストールマニュアル』を参照してください。
プラットフォーム管理者としてシステムコントローラから DR 操作を実行する場合は、『ハイエンド/ミッドレンジシステム Dynamic Reconfiguration ユーザーマニュアル』を参照してください。
個々のドメインにログオンしている間に実行される DR 操作の使用法と構文については、cfgadm(1M) および dr(7) のマニュアルページを参照してください。
Sun Management Center 環境で DR などのシステム管理操作を実行する方法については、『Sun Management Center 3.5 バージョン 6 Sun Fire ハイエンドシステムのための追補マニュアル』を参照してください。
Sun Fire ハイエンドシステムで Sun Management Center を使用する方法については、『Sun Management Center ソフトウェアユーザーズガイド』と『Sun Management Center 3.5 バージョン 6 Sun Fire ハイエンドシステムのための追補マニュアル』を参照してください。
Sun Fire ハイエンドシステムで Sun Management Center をインストール、アップグレード、または設定する方法については、『Sun Management Center ソフトウェアインストールガイド』、『Sun Management Center 3.5 バージョン 6 Sun Fire ハイエンドシステムのための追補マニュアル』、および『Sun Management Center ソフトウェアご使用にあたって』を参照してください。
Sun Management Center 環境で DR などのシステム管理操作を実行する方法については、『Sun Management Center 3.5 バージョン 6 Sun Fire ハイエンドシステムのための追補マニュアル』を参照してください。
Sun Management Center およびそれがサポートするほかのプラットフォームの詳細、またはソフトウェアやマニュアルをダウンロードする方法については、次の Sun Management Center Web サイトを参照してください。
http://www.sun.com/sunmanagementcenter/
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