N1 System Manager の管理対象にする新しいプロビジョニング可能なサーバーを検出して追加します。
サーバーが検出されるには、次の条件が満たされている必要があります。
プロビジョニング可能なサーバーの認証資格が判明しているか、サーバーが出荷時に設定された資格になっている。
プロビジョニング可能なサーバーの管理ネットワーク IP アドレスが設定されていて N1 System Manager からアクセスできるネットワーク上にある。N1 System Manager 環境への新しいプロビジョニング可能なサーバーの追加についての詳細は。『Sun N1 System Manager Site Preparation Guide』を参照してください。
サーバーを検出し、N1 System Manager に追加します。
discover ip [group group] [ipmi ipmi] [snmp snmp] [ssh ssh] [telnet telnet] |
ip – 検出するプロビジョニング可能なサーバーの管理ネットワーク IP アドレスです。次の形式で、複数の ip のインスタンスを指定することができます。コンマで区切って指定します。
ip-address – 単一の管理ネットワーク IP アドレス。
ip-address–ip-address – 管理ネットワーク IP アドレスの範囲。例: 10.5.10.1-10.5.10.100
subnet/mask-length – サブネットとそのマスクの長さ。例: 10.0.8/24 または 10.0.8.128/28
group – 検出したサーバーの追加先のサーバーグループ名です。サーバーグループが存在しない場合は、検出中に作成されます。
ipmi – 検出の認証に、サーバーの管理ネットワーク IP アドレスに基づく IPMI 資格を使用します。ipmi 値は IPMI パスワードです。IPMI 資格が指定されていない、かつプロビジョニング可能なサーバーが工場出荷時のデフォルト状態の場合、検出プロセスによって IPMI パスワードが admin に設定されます。
snmp – 検出の認証に、サーバーの管理ネットワーク IP アドレスに基づく SNMP 資格を使用します。snmp の形式は、SNMP 資格の読み取りコミュニティ文字列です。例: read-community。
ssh – 検出の認証に、サーバーの管理ネットワーク IP アドレスに基づく SSH 資格を使用します。ssh の形式は、SSH 資格のユーザー名/パスワードの組み合わせです。例: ssh-username/ssh-password 。SSH 資格が指定されていない、かつプロビジョニング可能なサーバーが工場出荷時のデフォルト状態の場合、検出プロセスによってサーバーの SSH ユーザー名/パスワードは、admin/admin に設定されます。
telnet – 検出の認証に、サーバーの管理ネットワーク IP アドレスに基づく telnet 資格を使用します。telnet 資格を使用するのは、ALOM ベースのシステムのみです。telnet の形式は、telnet 資格のユーザー名/パスワードの組み合わせです。例: telnet-username/telnet-password。