プロビジョニング可能なサーバーに、OS ディストリビューション (OS プロファイルを使用)、OS アップデート、ファームウェアアップデートなどのソフトウェアをインストールします。
1 つ以上のサーバーに Solaris OS プロファイルをインストールする場合
load server server[,server...] osprofile osprofile ip ip networktype static [install-attributes] [server-configuration-attributes] |
1 つ以上のサーバーに Red Hat Linux または SUSE Linux OS プロファイルをインストールする場合。
load server server[,server...] osprofile osprofile bootip bootip networktype networktype [ip ip] [install-attributes] [server-configuration-attributes] |
1 つ以上のサーバーに OS アップデートをインストールする場合
load server server[,server...] update update[,update...] |
1 つ以上のサーバーにファームウェアアップデートをインストールする場合
load server server[,server...] firmware firmware [force] |
bootip – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用する、サーバーのプロビジョニング可能なネットワークインタフェース用の IP アドレス (プロビジョニング可能な IP ともいう) です。IP アドレスは、単一で、または複数のサーバーをインストールする場合は範囲またはサブネットマスクで指定できます。IP アドレス範囲は次のように指定します。ip-address- ip-address(例: 10.0.0.1–10.0.0.3)。
firmware – ファームウェアアップデートの名前です。デフォルトでは、ファームウェアアップデートのモデルおよびベンダーの設定は、インストール用に選択されたプロビジョニング可能な各サーバーと一致する必要があります。一致しない場合は、アップデートに失敗します。
force – サーバーの検証を行わずにファームウェアアップデートインストールを強制実行します。
ip – サーバーがインストールされた後に、サーバーのプロビジョニング可能なネットワークインタフェースに割り当てられる IP アドレスです。この IP アドレスは、Solaris オペレーティングシステムのインストール中に、自動的に bootip (プロビジョニング可能な IP) として使用されます。この属性は、networktype が static の場合にのみ必須です。IP アドレスは、単一で、または複数のサーバーをインストールする場合は範囲またはサブネットマスクで指定できます。IP アドレス範囲は次のように指定します。ip-address-ip-address (例: 10.0.0.1–10.0.0.3)。
networktype – サーバーのインストール後の、サーバーのプロビジョニング可能なネットワークインタフェース用の IP アドレス割り当て方法を指定します。有効な値は、static または dhcp です。networktype を static に設定した場合は、必ず ip 属性を指定する必要があります。
osprofile – OS のインストールに使用する OS プロファイルの名前です。
server – プロビジョニング可能なサーバーの管理名です。
update – OS アップデートの名前です。2 つ以上の OS アップデートを指定した場合は、それらは OS の種類が同じで、すべての依存関係の問題に対して適切な順序になっている必要があります。OS アップデートは、指定された順にインストールされます。
インストール関係の属性
次の属性は、1 つ以上のサーバーのインストールに一時的に使用されます。一部の属性は、単一サーバーのインストールでのみ指定できます。N1 System Manager は、単一サーバー固有ではないすべての属性にデフォルト値を提供します。
bootgateway bootgateway – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するゲートウェイです。
boothostname boothostname – (単一サーバーで Linux の場合のみ) サーバーのインストールに使用するホスト名です。
bootnameserver bootnameserver – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するネームサーバーです。
bootnetmask bootnetmask – (Linux のみ) サーバーのインストールに使用するネットマスクです。
bootnetworkdevice bootnetworkdevice – (単一サーバーのみ) サーバーのインストールに使用するサーバーのプロビジョニング可能なネットワークインタフェースです。Solaris で有効な値は bge0 および bge1 です。Linux で有効な値は、eth0 (デフォルト)、 eth1、eth2、eth3、eth4 です。
bootpath bootpath – (単一サーバー、Solaris x86 のみ) サーバーのインストールに使用するサーバーのプロビジョニング可能な起動デバイスです。指定された場合は、bootnetworkdevice の値よりも優先されます。有効な値には次のようなものがあります。
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,10@2 – Sun Fire V20z, bge0 (デフォルト)
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,10@3 – Sun Fire V20z, bge1
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,20@2 – Sun Fire V40z, bge0 (デフォルト)
/pci@0,0/pci1022,7450@a/pci17c2,20@3 – Sun Fire V40z, bge1
/pci@0,0/pci1022,7450@1/pci8086,1011@1 – Sun Fire X4000 シリーズ、bge0 (デフォルト)
/pci@0,0/pci1022,7450@1/pci8086,1011@1,1 – Sun Fire X4000 シリーズ、bge1
console console – (単一サーバーのみ) インストールの監視に使用可能な、サーバーのシステムコンソールのデバイス名です。デフォルトは ttys0 (Linux)、ttya (Solaris) です。
consolebaud consolebaud – (単一サーバーのみ) サーバーのシステムコンソールのボーレートです。デフォルトは 9600 です。
kernelparameter kernelparameter – (Linux のみ) インストール中にカーネルに渡すパラメータです。
サーバー構成関係の属性
次の属性は、インストール中のサーバーのネットワーク情報の構成に使用されます。一部の属性は、単一サーバーのインストールでのみ指定できます。N1 System Manager は、単一サーバー固有ではないすべての属性にデフォルト値を提供します。
domainname domainname – (Solaris のみ) インストールしたサーバーに割り当てられるドメインです。この属性が指定されない場合は、管理サーバーのドメインが使用されるか、 sun.com になります。
gateway gateway – インストールしたサーバーに割り当てられるゲートウェイです。
hostname hostname – (単一サーバーのみ) インストールしたサーバーに割り当てられるホスト名です。
nameserver nameserver – インストールしたサーバーに割り当てられるネームサーバーです。
netmask netmask – インストールしたサーバーに割り当てられるネットマスクです。
networkdevice networkdevice – (単一サーバーで Linux の場合のみ) サーバーのインストール後のサーバーのプロビジョニング可能なネットワークインタフェースです。デフォルトは eth0 です。