Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル

オブジェクトのヘルプ

ここでは、N1 System Manager コマンドで管理可能なオブジェクトについて説明します。

使用可能なオブジェクトを次の表に示します。

オブジェクト 

定義 

firmware 

プロビジョニング可能なサーバー用のファームウェアアップデートです。 

group 

プロビジョニング可能なサーバーのグループです。 

job 

特定の管理作業を行うためにユーザーによって開始され、追跡記録される非同期アクションです。 

log 

プロビジョニング可能なサーバー、または N1 System Manager から生成されたイベントです。 

notification 

ユーザーなどの外部ソースに N1 System Manager イベントを通知するタイミング、その送信先、送信方法を定義するためにユーザーが作成した通知規則です。 

os 

OS のバイナリディストリビューションです。OS ディストリビューションとも呼びます。 

osprofile 

OS プロファイル。OS ディストリビューションのインストール方法を定義した構成ファイルです。 

privilege 

N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする、定義済みのアクセス権セットです。権限は、ロールに権限を割り当て、そのロールをユーザーに割り当てることによってユーザーに付与します。 

role 

N1 System Manager のユーザーに割り当て可能な権限セットです。N1 System Manager には、次の 3 つの定義済みロールがあります。ReadOnly SecurityAdminAdmin。権限を受けたユーザーは独自のロールを作成できます。ただしユーザーが定義済みのロールを変更することはできません。

server 

プロビジョニング可能なサーバー。N1 System Manager が検出して管理することが可能なサーバーです。 

session 

アクティブな各ユーザーセッションに関連付けられているロールおよびその他コンテキスト情報です。ブラウザインタフェースおよび n1sh コマンド行インタフェースにログインしたユーザーごとに別々のユーザーセッションが 1 つずつ作成されます。ブラウザインタフェースおよびブラウザインタフェースのコマンド行は、同じセッションを共有するため、同じセッションロールを持ちます。

update 

OS アップデート (Solaris オペレーティングシステムの場合はパッチまたは パッケージ、Red Hat オペレーティングシステムの場合は RPM)。 

user 

N1 System Manager へのログインを許可されたユーザーです。 

firmware

firmware オブジェクトは、プロビジョニング可能なサーバー用のファームウェアアップデートです。

機能説明

firmware オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 createdeletesetshow。ファームウェアアップデートのインストールには、load server または load group コマンドを使用します。

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

group

group オブジェクトは、プロビジョニング可能なサーバーのグループです。

機能説明

group オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addcreatedeleteloadremoveresetsetshowstartstopunload

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

job

job オブジェクトは、特定の管理作業を行うためにユーザーによって開始され、追跡記録される非同期アクションです。

機能説明

job オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 deleteshowstop

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

log

log オブジェクトは、プロビジョニング可能なサーバーまたは N1 System Manager から生成されたイベントです。

機能説明

log オブジェクトには次のコマンドを使用できます。show

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

notification

notification オブジェクトは、ユーザーなどの外部ソースに N1 System Manager イベントを通知するタイミング、その送信先、送信方法を定義するためにユーザーが作成した通知規則です。

機能説明

notification オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 createdeletesetshow startstop

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

os

os オブジェクトは、OS のバイナリディストリビューションです。OS ディストリビューションともいいます。

機能説明

os オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 createdeletesetshow

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

osprofile

osprofile オブジェクトは、OS ディストリビューションのインストール方法を定義した構成ファイルです。

機能説明

osprofile オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 addcreatedeleteremove setshow。OS プロファイルをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

privilege

privilege オブジェクトは、N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする定義済みのアクセス権セットです。権限は、ロールに権限を割り当て、そのロールをユーザーに割り当てることによってユーザーに付与します。

機能説明

privilege オブジェクトには次のコマンドを使用できます。show。ロールに権限を追加したり、ロールから権限を削除したりするには、それぞれ add role および remove role コマンドを使用します。

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

role

role オブジェクトは、N1 System Manager のユーザーに割り当て可能な権限セットです。N1 System Manager には、次の 3 つの定義済みロールがあります。 ReadOnlySecurityAdminAdmin。権限を受けたユーザーは独自のロールを作成できますが、定義済みのロールを変更することはできません。

機能説明

role オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 addcreatedeleteremove setshow。ユーザーにロールを追加またはユーザーからロールを削除するには、それぞれ add user および remove user コマンドを使用します。

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

server

server オブジェクトはプロビジョニング可能なサーバーです。これは、N1 System Manager が検出して管理することが可能なサーバーです。

機能説明

server オブジェクトには次のコマンドを使用できます。addconnectdeleteload removeresetshowstartstopunload。プロビジョニング可能なサーバーの検出には、discover コマンドを使用します。

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

session

session オブジェクトは、アクティブな各ユーザーセッションに関連付けられているロールおよびその他コンテキスト情報です。ブラウザインタフェースおよび n1sh コマンド行インタフェースにログインしたユーザーごとに別々のユーザーセッションが 1 つずつ作成されます。ブラウザインタフェースおよびブラウザインタフェースのコマンド行は、同じセッションを共有するため、同じセッションロールを持ちます。

機能説明

session オブジェクトには次のコマンドを使用できます。set および show

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

update

update オブジェクトは OS アップデートのことです ( Solaris オペレーティングシステムの場合はパッチまたは パッケージ、Red Hat オペレーティングシステムの場合は RPM )。

機能説明

update オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 createdeleteshow。OS アップデートをインストールするには、load server または load group コマンドを使用します。

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。

user

user オブジェクトは、N1 System Manager へのログインを許可されたユーザーです。

機能説明

user オブジェクトには次のコマンドを使用できます。 addcreatedeleteremove setshow

help command object コマンドで各コマンドの詳細情報を得ることができます。