管理サーバーの IP アドレスと名前を /etc/hosts ファイルに追加する必要があります。IP アドレスと名前を追加しなかった場合、Sun N1 System Manager のインストールは失敗します。
Sun N1 System Manager 管理サーバーに root でログインします。
/etc/hosts ファイルに、ループバックとサーバーのエントリがあることを確認します。
次のいずれかのループバックのエントリが /etc/hosts ファイルにあることを確認します。
127.0.0.1 localhost
または
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
サーバーとその IP アドレスのエントリがあることを確認します。次に例を示します。
111.11.111.11 n1mgmt
ここで、111.11.111.11 は管理サーバーの IP アドレス、n1mgmt は管理サーバーの名前です。
/etc/hosts は次の例のようになっている必要があります。
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost 10.5.157.123 n1mgmt
/etc/hosts を保存して閉じます。
N1 System Manager 管理サーバーを再起動します。
『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』の各節に従って、N1 System Manager ソフトウェアをインストールします。
N1 System Manager にログインします。ログイン方法については、『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』の「N1 System Manager へのアクセスの概要」を参照してください。
N1 System Manager のアカウントを設定します。設定方法については、『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』の「ユーザーの管理」を参照してください。
N1 System Manager のセキュリティーロールを設定します。設定方法については、『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』の「ロールの管理」を参照してください。
N1 System Manager の検出プロセスを実行し、プロビジョニング可能なサーバーを設定します。検出プロセスの実行方法とプロビジョニング可能なサーバーの設定方法については、『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』の第 2 章「Sun N1 System Manager でのサーバーの検出、グループ化、交換」を参照してください。
プロビジョニング可能なサーバーにオペレーティングシステムのプロビジョニングを行います。プロビジョニング方法については、『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』の第 3 章「オペレーティングシステム、OS アップデート、およびファームウェアアップデートのプロビジョニング」を参照してください。
プロビジョニングが正常に終了したら、『Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド』に従って、すべてのプロビジョニング可能なサーバーの検出とプロビジョニングを実行できます。
1 台のサーバーへのプロビジョニングに失敗した場合の問題の解決方法については、『Sun N1 System Manager 1.1 インストールおよび構成ガイド』の第 3 章「障害追跡」を参照してください。