Sun N1 System Manager 1.1 管理ガイド

グループの作成とグループへのサーバーの追加

検出ジョブが正常に終了すると、サーバーはその管理名で識別されます。当初、サーバーの管理名には、そのサーバーの管理 IP アドレスが設定されます。検出したサーバーの名前は、いつでも変更できます。

ファームウェアアップデートを一括インストールするには、ベンダー (製造元) およびモデルに従って、検出された、すなわち、「プロビジョニング可能」なサーバーのグループを作成します。そのあとで、オペレーティングシステム、すなわち「OS プロファイル」や OS アップデートを一括インストールするための機能グループを作成することができます。プロビジョニング可能なサーバーは複数のグループに属することができるため、必要に応じて、一括保守のための新しいサーバーグループを作成することができます。

サーバーグループを作成するには、 create コマンドを group キーワードを付けて使用します。グループにサーバーを追加するには、add コマンドを group キーワードと server サブコマンドを付けて使用します。

グループを作成してサーバーを追加する操作を 1 度に行うには、 create コマンドを、group キーワードと server サブコマンドを付けて使用します。この作業は、サーバーの検出中に行うこともできます。その場合は、discover コマンドにオプションを追加すると、新しいグループを作成してその新しいグループにサーバーを追加できます。手順については、「新しいサーバーを検出する」を参照してください。

構文およびパラメータの詳細については、N1–ok コマンド行で、 help create groupまたは help add groupと入力してください。