しきい値のデフォルト値は、monitoring.properties 構成ファイルを編集することによって変更できます。
monitoring.properties 構成ファイルが存在しない場合は、作成して、/etc/opt/sun/n1gc/ に保存してください。monitoring.properties は、インストール時にデフォルトで作成されるものではありません。
monitoring.properties 構成ファイル内の 表 5–1 に示す属性のしきい値を変更すると、対応するしきい値の出荷時設定デフォルト値が上書きされます。
monitoring.properties 構成ファイルは 管理サーバーにのみ保存し、プロビジョニング可能なサーバーには保存しないでください。
monitoring.properties 構成ファイルを変更するか、エントリを追加すると、N1 System Manager によって管理されているすべてのプロビジョニング可能なサーバーに影響します。
個々のしきい値は、「しきい値の設定」で説明している手順に従って コマンド行で設定することができます。
monitoring.properties 構成ファイルに手動で監視対象項目のデフォルト値を追加することによってデフォルト値を変更すると、コマンド行から監視対象の属性の値が個別に設定されているサーバーを除くすべてのプロビジョニング可能なサーバーに、その変更後のデフォルト値が適用されます。
monitoring.properties ファイルに対する変更を有効にするために、管理サーバーや監視対象のプロビジョニング可能なサーバーを再起動する必要はありません。
百分率で表されるハードウェアの健全性の監視対象属性は、コマンド行 から変更することも、また monitoring.properties ファイルを編集することによって変更することもできます。