ここでは、OS プロファイルに設定されているスクリプトやパーティション、アップデート、ディストリビューショングループを変更する手順を説明します。
現在配備中の OS プロファイルは変更できません。
N1 System Manager にログインします。
詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。
次のいずれかの行うことによって OS プロファイルを変更します。
新しい OS プロファイル属性を追加する。
N1-ok> add osprofile osprofile [configuration-attributes] |
詳細は『Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル』の「add osprofile」を参照してください。
既存の OS プロファイル属性を削除する。
N1-ok> remove osprofile osprofile [configuration-attributes] |
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル』の「remove osprofile」を参照してください。
既存の OS プロファイルパラメータを変更する。
N1-ok> set osprofile osprofile [configuration-attributes] |
詳細は、『Sun N1 System Manager 1.1 コマンド行レファレンスマニュアル』の「set osprofile」を参照してください。
新しい OS プロファイルの詳細を表示します。
N1-ok> show osprofile osprofile |
変更した OS プロファイル情報が出力に表示されます。
この例は、solaris_ver10 OS プロファイルを変更することによってフラッシュアーカイブおよび post-installation スクリプトを使用する方法を示しています。
ここでは、管理サーバーの /etc/sysconfig/network-scripts ディレクトリに、プロビジョニング可能なサーバーの bge1 データネットワークインタフェースを構成する次のスクリプトが作成されていて使用できると仮定します。このスクリプト例では、データネットワーク DHCP を使用し、システム起動時に bge1 ポートを構成します。
DEVICE=bge1 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes |
また、この例では、archive1.flar という名前のフラッシュアーカイブが作成され、「管理サーバーにフラッシュアーカイブをコピーする」の手順が完了していると仮定します。
次の例は、OS プロファイルにスクリプトを追加する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile solaris_ver10 script /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-bge1 type post |
次の例は、フラッシュアーカイブを使用するように OS プロファイルを設定する方法を示しています。
N1-ok> set osprofile solaris_ver10 flar /jumpstart/Flash/archive1.flar |
変更した OS プロファイルのロード方法については、「サーバーまたはサーバーグループに OS プロファイルをロードする」を参照してください。