プロビジョニング IP ともいいます。Linux のプロビジョニング可能なサーバーのインストール処理中に使われる IP アドレスです。この IP アドレスは、インストール処理中だけの一時的なものです。その後のプロビジョニング処理に同じ範囲の bootip アドレスを使用できる場合もあります。
現場交換可能ユニット (Field Replaceable Unit) の略語。部品に問題が起きたときにメーカーが交換する組立品のこと。
インストール処理後に使われる IP アドレス。インタフェース用の、より永続的なインタフェースです。
Intelligent Platform Management Interface の略語で、N1 System Manager がサーバーの検出に使用する共通管理インタフェース。IPMI 資格を使用して、検出中にサーバーおよびアカウントを認証できます。
サーバーへのプロビジョニングと、サーバー管理のための入り口および制御ポイントとして機能する、管理サーバー上で実行されるソフトウェア。ブラウザインタフェースとコマンド行インタフェースがあります。
「オペレーティングシステム」を参照してください。
オペレーティングシステムのインストール可能イメージのこと。N1 System Manager では、CD/DVD または ISO ファイルから OS ディストリビューションをコピーしてから、単一のプロビジョニング可能なサーバーまたはプロビジョニング可能なサーバーのグループにインストールする必要があります。「OS プロファイル」も参照してください。
インストールする OS コンポーネントや、OS とともにインストールする追加ファイルおよびプログラム、root パスワードやディスクのパーティション分割などの構成情報を指定したプロファイル。「OS ディストリビューション」も参照してください。
簡易ネットワーク管理プロトコル (Simple Network Management Protocol) 。TCP/IP ネットワーク用によく使われるネットワーク管理プロトコルです。
セキュリティ保護されたシェルのこと。セキュリティ保護されていないチャネル上で強力な認証とセキュリティ保護された通信を可能にする、暗号化されたリモートログインプロトコルです。
N1 System Manager システムまたはプロビジョニング可能なサーバー上で発生する変化で、Sun N1 System Manager イベントログに記録されます。イベントに基づいて、外部システムに通知メッセージを送信することができます。
Solaris のパッケージまたはパッチのインストールをカスタマイズするためのスクリプト。
プロビジョニング可能なサーバーに対話モードで Solaris パッケージをインストールするときに必要な応答を入力したファイル。応答ファイルを使うと、ユーザーが関与しなくてもパッケージをインストールできます。
システム全体の使用状況を監視し、自身が実行するほかのすべてのプログラムを監督するプログラムの集合。N1 System Manager を使い、RedHat Linux、Solaris x86 などのオペレーティングシステムをプロビジョニング可能なサーバーやサーバーグループに、インストールできます。
N1 System Manager がプロビジョニング可能なサーバーの管理に使用するサーバーの IP アドレス。
リモートコマンド機能の利用、OS リソースの監視、パッケージの配備、および資産の管理を行うためにプロビジョニング可能なサーバーに追加する必要のある管理ソフトウェア。管理機能ともいいます。
N1 System Manager は、基本管理と OS 監視の 2 つの管理機能を備えています。
「管理エージェント」を参照してください。
N1 System Manager ソフトウェアがインストールされているサーバー。
このインタフェースによって、主にプロビジョニング可能なサーバーのハードウェアとファームウェアの管理情報と管理機能にアクセスできます。このインタフェースは、プロビジョニング可能なサーバーのサービスプロセッサまたは ALOM プロセッサへのインタフェースです。
HSS (Horizontally Scaled System) 内での管理シグナルデータの送信に使用される Ethernet スイッチ。
Solaris のパッケージのデフォルトのインストール処理を定義した ASCII 形式の管理ファイル。
N1 System Manager 内のプロビジョニング可能なサーバーを表すために使用される一意の名前。デフォルトでは、この名前には、検出中に特定されたサーバーの管理 IP アドレスが設定されますが、ユーザー定義名を割り当てることができます。
「ブート」を参照してください。
N1 System Manager 内でユーザーが特定の操作を行うことを可能にする、定義済みのアクセス権セット。権限をユーザーに付与するには、権限をロールに割り当て、そのロールをユーザーに割り当てます。
OS のソフトウェアアップデートのこと。N1 System Manager では、RedHat Linux の RPM または Solaris のパッケージまたはパッチです。
N1 System Manager のコマンドを実行するための Sun N1 System Manager n1sh シェル。n1sh シェルは、ブラウザインタフェースから使用することも、管理サーバー上の n1sh コマンドから使用することもできます。n1sh シェル実行環境は、N1-ok> プロンプトによって示されます。
「プロビジョニング可能なサーバー」を参照してください。
論理的な管理対象としてユーザーが定義したサーバーのまとまり。たとえば、サーバーグループを使うと、1 つのコマンドで、複数のサーバーの再起動や OS のインストールなどの処理を行うことができます。
コンポーネントにあることが確認された不具合のこと。通常は、現場交換可能ユニット (FRU: Field Replaceable Unit) レベルのものを言います。
プロビジョニング可能なサーバーに現在インストールされている OS プロファイル。使用中のプロファイルを削除することはできません。
コンピュータシステムで実行されるユーザー定義のタスク。N1 System Manager では、タスクを行うためにユーザーが開始および記録する非同期のアクションです。
スイッチ、管理サーバー、およびサーバーへのシリアル接続を提供するネットワークデバイス。
通知メッセージのクラスを送信するタイミング、送信先、送信方法に関するユーザー指定の設定。
サーバーイベントについて外部に通知するために、電子メールまたは SNMP トラップを使って送信されるメッセージ。
OS をマルチユーザー状態からシングルユーザー状態にして、システムを完全に停止させて電源を切断すること。N1 System Manager では、stop コマンドを使って、サーバーを停止し、電源を切断できます。
プロビジョニング可能なサーバーにインストールするソフトウェアクラスタおよびパッケージの集合のこと。
データセンターまたは企業内のほかのマシンからプロビジョニング可能なサーバーへのアクセスに使われるネットワーク。このネットワークは、管理ノードから認識できない場合があります。
このインタフェースによって、プロビジョニング可能なサーバーからデータセンターネットワークへのアクセスが可能になります。データネットワークインタフェースは複数、設定できます。
HSS (Horizontally Scaled System) 外でのデータ転送に使用されるスイッチ。GigE および Infiniband スイッチの両方がサポートされています。
読み取り専用メモリー (ROM) またはプログラマブル ROM (PROM) に格納されるソフトウェア。 通常、ファームウェアは、初期ブートに役立つ機能を提供します。
メモリーにシステムソフトウェアをロードして起動すること。N1 System Manager では、必要に応じて start コマンドを使いサーバーの電源を入れて起動することができます。「リセット」も参照してください。
Sun Fire V20z マシンなどの FRU サーバー。
N1 System Manager の Web ユーザーインタフェース。コマンド行機能のサブセットを提供します。
N1 System Manager を使って、N1 System Manager の管理対象のサーバーに事前設定済みのオペレーティングシステムをインストールすること。
N1 System Manager によって検出され、その後、管理されている物理サーバー。
N1 System Manager の管理サーバーからサーバーへのプロビジョニングに使われるネットワーク。このネットワークは、管理ノードから認識できる必要があります。
このインタフェースによって、プロビジョニング可能なサーバーの OS 管理機能を利用できます。このインタフェースは、プロビジョニング可能なサーバーへのオペレーティングシステムと OS アップデートのプロビジョニング、プロビジョニング可能なサーバーの OS リソースの監視、およびプロビジョニング可能なサーバーでのリモートコマンドの実行に使います。通常はプロビジョニングネットワークインタフェースは 1 つだけです。
N1 System Manager にログインして使用する権限を持つユーザーのこと。
ハードウェアデバイスの電源を入れ直すこと。N1 System Manager では、reset コマンドを使ってサーバーをリブート (電源を切断してから、電源を投入し、サーバーを起動) できます。
「リセット」を参照してください。
オペレーティングシステム、ファームウェアアップデート、ソフトウェアアップデートなどのソフトウェアをプロビジョニング可能なサーバーにインストールすること。
ユーザーがシステムに対してできる操作を示す一連のアクセス権や権限。
N1 System Manager ネットワーク上の単一の論理的なイベント格納場所。