管理サーバーの古い SSH エントリが原因で、機能の追加に失敗することがあります。add server server-name feature osmonitor agentip コマンドが失敗し、セキュリティー違反がないことが確かな場合は、/root/.ssh/known_hosts ファイル、またはプロビジョニング可能なサーバーに対応するファイル内のエントリを削除します。そのあとで add コマンドを再度実行します。
さらに、基本管理機能を持つサーバーへの OS 監視機能の追加に失敗することがあります。ジョブの出力に次のようなエラーが表示されます。
Repeat attempts for this operation are not allowed.
このエラーは、SSH 資格が以前に提供されていて変更できないことを示しています。このエラーを回避するには、add server feature osmonitor コマンドに agentssh 資格をつけないで実行してください。手順については、「OS 監視機能を追加する」を参照してください。
N1-ok> show job 61 ジョブ ID: 61 日時: 2005-08-16T16:14:27-0400 種類: Modify OS Monitoring Support ステータス: Error (2005-08-16T16:14:38-0400) コマンド: add server 192.168.2.10 feature osmonitor agentssh root/rootpasswd 所有者: root エラー: 1 警告: 0 ステップ ID 種類 開始 Completion 結果 1 ホスト取得 2005-08-16T16:14:27-0400 2005-08-16T16:14:28-0400 完了 2 コマンドの実行 2005-08-16T16:14:28-0400 2005-08-16T16:14:28-0400 完了 3 ホスト取得 2005-08-16T16:14:29-0400 2005-08-16T16:14:30-0400 完了 4 コマンドの実行 2005-08-16T16:14:30-0400 2005-08-16T16:14:36-0400 エラー 結果 結果 1: サーバー: 192.168.2.10 ステータス: -3 メッセージ: Repeate attempts for this operation are not allowed. |
「OS 監視機能を追加する」の説明に従って OS 監視エージェントをインストールしても、OS 監視データが表示されない場合は、OS 監視機能がインストールされたことを、次のようにして確認してください。
OS 監視データが完全に初期化されるまで、5 〜 7 分かかります。CPU アイドルが 0.0% と表示されていると、OS 使用の Failed Critical を引き起こします。OS 監視機能の追加またはアップグレード後、5 〜 7 分以内に、この状態が解消されるはずです。その時点で、show server server コマンドを使用すると、プロビジョニング可能なサーバーから OS 監視データを使用できるようになります。
grep コマンドを使用し、エージェント自身が正常にインストールされたかどうかを調べてください。
Solaris の機能を確認する場合は、次のコマンドを入力します。
# pkginfo |grep n1sm sparc: SUNWn1smsparcag-1-2 solx86: SUNWn1smx86ag-1-2 # ps -ef |grep -i esd root 23817 1 0 19:57:59 ? 0:01 esd - init agent -dir /var/opt/SUNWsymon -q |
Linux の機能を確認する場合は、次のコマンドを入力します。
# rpm -qa | grep n1sm-linux-agent # ps -ef | grep -i esd root 1940 1 0 Jan28 ? 00:00:14 esd - init agent -dir /var/opt/SUNWsymon -q |