Sun N1 System Manager 1.2 管理ガイド

グループの作成とグループへのサーバーの追加

検出ジョブが正常に終了すると、サーバーはその管理名で識別されます。当初、サーバーの管理名には、そのサーバーの管理 IP アドレスが設定されます。検出したサーバーの管理名は、いつでも変更できます。

ファームウェアアップデートを一括インストールするため、検出された (「プロビジョニング可能」な) サーバーの型やモデルごとにグループを作成できます。そのあとで、オペレーティングシステム (「OS プロファイル」) や OS アップデートを一括インストールするため、機能別のグループを作成することができます。プロビジョニング可能なサーバーは複数のグループに属することができるため、必要に応じて、一括保守のための新しいサーバーグループを作成することができます。

サーバーグループを作成するには、create コマンドに group キーワードを付けて使用します。グループにサーバーを追加するには、 add コマンドに group キーワードと server サブコマンドを付けて使用します。

グループを作成してサーバーを追加する操作を 1 度に行うには、 create コマンドに group キーワードと server サブコマンドを付けて使用します。この操作は、サーバーの検出と同時に行うことができます。discover コマンドにオプションを追加することで、新しいグループの作成と、新しいグループへのサーバーの追加が可能になります。手順については、「新しいサーバーを検出する」を参照してください。

構文とパラメータの詳細は、N1–ok のコマンド行で、help create group または help add group と入力してください。