ここでは、ブラウザインタフェースの「OS プロファイル」ウィザードの使用方法を説明します。この説明のあとに、Solaris、Red Hat、SUSE 用に OS プロファイルを作成してカスタマイズする同じ操作をコマンド行で行う場合の例を示しています。
OS プロファイルを作成するには、OS ディストリビューションをコピーしておく必要があります。 「CD または DVD から OS ディストリビューションをコピーする」 または 「ISO ファイルから OS ディストリビューションをコピーする」を参照してください。
N1 System Manager にログインします。
詳細は、「N1 System Manager のコマンド行にアクセスする」を参照してください。
「システムダッシュボード」タブをクリックします。
ページの右側に「ショートカット」区画が表示されます。
「OS プロファイル」区画の下にある、「新規」ボタンをクリックします。
「オペレーティングシステムプロファイルの作成」ウィザードが表示されます。
ウィザードの手順に従って操作を進めます。
ウィザードの左区画にある「ヘルプ」タブをクリックすると、入力フィールドに関する詳細な説明を見ることができます。
OS プロファイルの作成を完了するには、ウィザードの「完了」ボタンをクリックします。
ウィザードのウィンドウが閉じます。
「OS プロファイル」ショートカットにある「一覧の編集」ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されます。
表示したい OS プロファイルのチェックボックスを選択し、「了解」ボタンをクリックします。
OS プロファイルのショートカット一覧にドラッグ & ドロップアイコンが表示されます。
次の例は、Solaris OS ディストリビューション用の OS プロファイルの作成に使用するコマンドを示しています。最初のコマンドは、S10profile という名前の Solaris 10 プロファイルを作成し、root パスワードに admin を設定しています。
N1-ok> create osprofile S10profile rootpassword admin description "S10 for host123" os solaris10 |
次のコマンド例は、 2048M バイトの swap パーティションを構成する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile s10profile partition swap size 2048 device c1t1d0s1 type swap |
次のコマンド例は、フリーの ufs パーティションを構成する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile s10profile partition / sizeoption free device c1t1ds0\ type ufs |
次のコマンド例は、デフォルトの Solaris ディストリビューショングループを追加する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile s10profile distributiongroup "Entire Distribution plus OEM support" |
コアシステムサポートディストリビューショングループのみをインストールする OS プロファイルは、OS 監視機能を使用して監視することはできません。
以下の例は、Red Hat ディストリビューション用の OS プロファイルの作成に使用するコマンドを示しています。
N1-ok> create osprofile RH30profile rootpassword admin\ os RedHat30 |
次のコマンド例は、ルートパーティションを構成する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile RH30profile partition / device sda type ext3\ sizeoption free |
次のコマンド例は、swap パーティションを構成する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile RH30profile partition swap device sda type swap\ size 2048 sizeoption fixed |
次のコマンド例は、ディストリビューショングループを指定する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile RH30profile distributiongroup "Everything" |
以下の例は、SUSE ディストリビューション用の OS プロファイルの作成に使用するコマンドを示しています。
N1-ok> create osprofile default os suse rootpassword admin |
次のコマンド例は、ルートパーティションを構成する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile default partition / device /dev/sda type reiser\ sizeoption free |
次のコマンド例は、swap パーティションを構成する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile default partition swap device /dev/sda type swap\ size 2048 sizeoption fixed |
次のコマンド例は、ディストリビューショングループを指定する方法を示しています。
N1-ok> add osprofile default distributiongroup "Default Installation" |
「Sun Fire V40z または SPARC v440 サーバー用にデフォルトの Solaris OS プロファイルを変更する」
「Sun Fire V20z サーバー (K2.0 マザーボード) 用に Solaris 9 OS プロファイルを変更する」
OS プロファイルをロードする方法については、「サーバーまたはサーバーグループに OS プロファイルをロードする」を参照してください。