ここでは、show server コマンドに all キーワードを付けて実行した場合、あるいは show group コマンドを実行した場合に、各管理対象サーバーについて N1 System Manager が報告する情報について説明します。
名前 – 管理対象サーバーまたはグループの名前。管理対象サーバー名は、はじめは管理 IP アドレスに設定されます。管理対象サーバー名の変更方法については、「管理対象サーバーとグループの情報の変更」を参照してください。
ハードウェア – 管理対象サーバーのタイプ。使用している管理対象サーバーの Sun System Handbook ドキュメントを参照してください。
ハードウェアの健全性 – メモリー、プロセッサ情報、ネットワークインタフェースカード (NIC) 情報などの属性のステータス。
OS リソースの健全性 – OS プロファイルがロードされている場合は、監視が有効なときに OS の状態が表示されます。
ジョブ – ジョブが管理対象サーバーで実行されているか、完了している場合は、ジョブの ID が表示されます。
オン – 管理対象サーバーは電源が入り、実行中です。
待機 – 管理対象サーバーの電源は停止していますが、start などのコマンドに応答できる状態です。
未知 – 管理対象サーバーから何も電源状態情報が返されてきません。
アクセス不能 – 管理対象サーバーにアクセスできず、電源状態情報が得られません。
管理対象サーバーのハードウェアの健全性は、次の状態で示されます。
良好 – 管理対象サーバーのハードウェアは正しく機能しています。
アクセス不能 – 管理対象サーバーにアクセスできず、ハードウェアの健全性の状態情報が得られません。この状態は、ほとんどの場合ネットワーク上の問題によって発生します。
警告 – 管理対象サーバーで潜在的な、またはすぐに発生する可能性のある障害が検出されました。問題が重大になる前に対処してください。ハードウェアセンサーのしきい値については、「監視しきい値」を参照してください。
重大 – 管理対象サーバーで障害状態が発生しました。適切な対策が必要です。
回復不能 – 管理対象サーバーが完全に不良です。回復できません。
未知 – 管理対象サーバーからハードウェアの健全性の状態情報が返されてきません。
オフライン – サーバーは管理されていません。