Sun N1 System Manager 1.3 検出および管理マニュアル

検出に基づく管理対象サーバーの機能

サーバーの検出方法によっては、使用できない機能があります。次の表に、検出された管理対象サーバーに使用できる N1 System Manager の機能を示します。

表 4–1 検出方法に基づく管理対象サーバーの機能

機能 

サービスプロセッサを使用して検出 

OS を使用して検出 

手動で検出 

電源管理 

可 

不可 

不可 

シリアルコンソール [これらの機能を使用できるかどうかは、ハードウェアによっても異なります。Sun Fire V490、V890、および X2100 の各サーバーでは、検出方法に関係なく、シリアルコンソールのアクセスとファームウェアのアップデートはサポートされていません。]

可 

不可 

不可 

ファームウェアのアップデート

可 

不可 

不可 

ハードウェアセンサー監視 

可 

不可 

不可 

OS プロビジョニング 

可 

不可 

不可 

ネットブートオプション付き OS プロビジョニング 

可 

可 

可 

パッケージ/パッチ/RPM の配備 

可 

可 

可 

モデルの表示 

可 

可。ただし、BIOS に正しく記録されていれば、Linux のサポートされているバージョンまたは Solaris 10 Update 1 以降を実行している Sun FireTM X4000 シリーズのサーバーの場合。

それ以外の場合は不可です。 

可 

製造元の表示 

可 

可 

不可 

基本管理と OS 監視のサポート 

可 

可 

可 

Web コンソールの起動 (Sun Fire X4000 シリーズのサーバーのみ) 

可 

不可 

不可 

ロケータの有効/無効 

可 

不可 

不可 

監視の有効/無効 

可 

可 

可 

show server の出力 [show server の出力には、ロケータ、電源の状態、ハードウェアの健全性、ハードウェアの種類、プロセッサ、メモリー、およびシリアル番号が含まれます。]

可 

不可 

不可 

サーバーのシリアル番号の表示 

可 

可。ただし、BIOS にシリアル番号があれば、Linux のサポートされているバージョンまたは Solaris 10 Update 1 以降を実行している Sun Fire X4000 シリーズのサーバーの場合。それ以外の場合は不可です。 

不可 

サーバーの管理 IP の表示 

可 

可 (検出に使用されたプロビジョニング IP アドレス) 

不可 

初期サーバー名 

サーバーの検出に使用された IP アドレス 

サーバーの検出に使用された IP アドレス 

名前はファイルで指定 

管理対象サーバーに対して使用可能な機能は、管理対象サーバーの「機能」表に表示されます。「機能」表は、ブラウザインタフェースの「サーバーの詳細」ページにあります。また、show server コマンドを実行して同じ情報を表示することもできます。