検出に基づく管理対象サーバーの機能
サーバーの検出方法によっては、使用できない機能があります。次の表に、検出された管理対象サーバーに使用できる N1 System Manager の機能を示します。
表 4–1 検出方法に基づく管理対象サーバーの機能
機能
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サービスプロセッサを使用して検出
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OS を使用して検出
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手動で検出
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電源管理
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可
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不可
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不可
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シリアルコンソール [これらの機能を使用できるかどうかは、ハードウェアによっても異なります。Sun Fire V490、V890、および X2100 の各サーバーでは、検出方法に関係なく、シリアルコンソールのアクセスとファームウェアのアップデートはサポートされていません。]
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可
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不可
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不可
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ファームウェアのアップデート
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可
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不可
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不可
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ハードウェアセンサー監視
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可
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不可
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不可
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OS プロビジョニング
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可
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不可
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不可
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ネットブートオプション付き OS プロビジョニング
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可
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可
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可
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パッケージ/パッチ/RPM の配備
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可
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可
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可
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モデルの表示
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可
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可。ただし、BIOS に正しく記録されていれば、Linux のサポートされているバージョンまたは Solaris 10 Update 1 以降を実行している Sun FireTM X4000 シリーズのサーバーの場合。
それ以外の場合は不可です。
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可
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製造元の表示
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可
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可
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不可
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基本管理と OS 監視のサポート
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可
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可
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可
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Web コンソールの起動 (Sun Fire X4000 シリーズのサーバーのみ)
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可
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不可
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不可
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ロケータの有効/無効
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可
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不可
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不可
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監視の有効/無効
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可
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可
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可
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show server の出力 [show server の出力には、ロケータ、電源の状態、ハードウェアの健全性、ハードウェアの種類、プロセッサ、メモリー、およびシリアル番号が含まれます。]
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可
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不可
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不可
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サーバーのシリアル番号の表示
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可
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可。ただし、BIOS にシリアル番号があれば、Linux のサポートされているバージョンまたは Solaris 10 Update 1 以降を実行している Sun Fire X4000 シリーズのサーバーの場合。それ以外の場合は不可です。
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不可
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サーバーの管理 IP の表示
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可
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可 (検出に使用されたプロビジョニング IP アドレス)
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不可
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初期サーバー名
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サーバーの検出に使用された IP アドレス
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サーバーの検出に使用された IP アドレス
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名前はファイルで指定
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管理対象サーバーに対して使用可能な機能は、管理対象サーバーの「機能」表に表示されます。「機能」表は、ブラウザインタフェースの「サーバーの詳細」ページにあります。また、show server コマンドを実行して同じ情報を表示することもできます。