管理対象サーバーが OS ベースの検出で検出されたかどうかは、N1 System Manager のブラウザインタフェースのサーバーの詳細のセクションで、または show server コマンドを使用して特定できます。OS ベースの検出で検出されたサーバーは、次の条件を満たしています。
接続のセクションに mgmtEth インタフェースが表示されない
管理 IP アドレスが、サーバーの検出時に discover コマンドで使用していた IP アドレスと同じである
電源管理機能が unavailable になっている
サーバーの検出方法によっては、一部の機能がない場合があります。表 4–1 に、検出方法によって管理対象サーバーに対して行うことができる操作とできない操作を示します。手動で、または OS ベースの検出で検出された管理対象サーバーでは、サーバーの検出方法が原因でサポートされていない操作を実行しようとすると、「unsupported operation」というエラーメッセージが表示されます。
一部のサーバーでは、RSC (Remote System Control) がサポートされています。RSC サーバーの一部のモデルでは、N1 System Manager で表示されるモデル番号が、サーバーの検出方法によって異なる場合があります。
手動で、または OS ベースの検出で検出された Sun Fire V490 サーバーは、モデル名 SF-V490 が表示されます。Sun Fire V490 サーバーがサービスプロセッサを使用して検出された場合は、モデル名 SF-RSC が表示されます。
手動で、または OS ベースの検出で検出された Sun Fire V890 サーバーは、モデル名 SF-V890 が表示されます。サーバーがサービスプロセッサを使用して自動的に検出された場合は、モデル名 SF-RSC が表示されます。
詳細は、「モデル番号によるサーバーの検出と識別」を参照してください。