この節では、記述の誤りを含め、判明しているマニュアルの更新内容について説明します。
「スーパーユーザーとしてログイン」または「root としてログイン」という指示がある場合は「su - root」コマンドを使用するか、サーバーの root アカウントとパスワードを使用してサーバーに物理的にログインします。
Linux OS のインストールの要件の節にある箇条書きの 2 番目の項目が間違っています。正しい情報は、次のとおりです。
Red Hat Enterprise LinuxAS 4.0 Update 1 以降をインストールする場合、SELinux を有効にするかどうかを確認するメッセージが表示されたら、「無効化」を選択します。N1 System Manager では、permissive (許容) モードでも、SELinux が有効になっている状態がサポートされません。
show privilege コマンドの制限モードの機能が間違っています。このコマンドは、SecurityAdmin ロールだけが使用できます。
『Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド』の付録 A「Sun N1 System Manager のプロトコル、ポート、および機能のリファレンス」に示す IPMI に使用されるポートに関する情報が間違っています。IPMI では、TCP ではなく UDP プロトコルが使用されます。
この項では、コマンド行ヘルプのページの記述の誤りについて説明します。
コマンド行ヘルプのページの force 属性と netboot 属性の説明で、対応する値が示されていません。コマンドを有効にするには、force=true または force true のように、値として true を指定してください。
コマンド行ヘルプのページでは、bootip 属性は Linux をプロビジョニングする場合だけに必要と記述されています。実際には、bootip 属性は Windows をプロビジョニングする場合にも必要です。
type 属性は、file 属性と cdrom 属性と同時に指定できません。OS イメージをコピーするときには、OS の種類は自動的に判別されます。
CLI の type 属性の値に使用する Grid Engine のモジュール名は、n1ge ではなく GridEngine でなければなりません。これは、次のコマンドが対象です。
create application/create applicationprofile
delete application/delete applicationprofile
set application/set applicationprofile
show application/show applicationprofile