Solstice DiskSuite 4.2.1 ユーザーズガイド

DiskSuite 作業手順のまとめ

この節の情報は DiskSuite の機能別に構成されており、すべての DiskSuite 作業手順に対するクイックリファレンスとして使用できます。作業手順ごとに、コマンド行の同等機能を記載しています。

表 P-7 DiskSuite の機能と作業手順

機能 

DiskSuite ツールのメニューまたは作業手順 

コマンド 

連結

 

 

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metastat(1M)

作成 

編集 -> 作成 -> 連結 (Concat/Stripe) 

metainit(1M)

拡張 

未使用スライスをオブジェクトにドラッグ 

metattach(1M)

スライスに障害が発生した後の再作成 

メタデバイスを削除してから再作成 

metaclear(1M)、 metainit(1M)

削除 

編集 -> 削除 

metaclear(1M)

構成

 

 

メタデバイスのリネーム 

「情報」ウィンドウを使用 

metarename(1M)

未確定構成の復元 

ファイル -> ファイルから復元 

 

すべての未確定操作の取り消し 

編集 -> すべての変更を取消し 

 

未確定操作の取り消し 

編集 -> 最後の変更を取消し 

 

未確定構成の保存 

ファイル -> ファイルに保存 

 

DiskSuite ツール

 

 

オブジェクトの拡大表示解除 

オブジェクト -> 拡大表示解除 

 

オブジェクトの確定 

オブジェクト -> 確定 

metainit(1M)

コンフィグレーションログの表示 

ブラウズ -> コンフィグレーションログ 

 

オブジェクトの削除 

編集 -> 削除 

metaclear(1M)

ディスクの表示 

ブラウズ -> ディスク表示 

 

オブジェクト全体の表示 

オブジェクト -> 拡大表示 

 

オブジェクトの複製 

編集 -> 複製 

 

オブジェクトの評価 

オブジェクト -> 評価 

 

終了 

ファイル -> 終了 

 

メタデバイスの検索 

ブラウズ -> 検索 

 

メタデバイスの表示 

ブラウズ -> メタデバイス 

 

オブジェクト情報 

オブジェクト -> 情報  

metastat(1M)

障害の表示 

ブラウズ -> 障害リスト 

 

オブジェクトをキャンバスから移動 

オブジェクト -> キャンバスから移動 

 

キャンバス上のオブジェクトの再編成 

編集 -> キャンバスを整理 

 

スライスの表示 

ブラウズ -> スライス 

prtvtoc(1M)、 format(1M)

ホットスペア

 

 

ホットスペア集合にスライスを追加 

ホットスペア集合オブジェクトに使用可能な スライスをドラッグ 

metahs(1M)

ホットスペア集合の関連付け 

サブミラーまたは RAID5 オブジェクトに ホットスペア集合オブジェクトをドラッグ 

metaparam(1M)

関連付けられたホットスペア集合の変更 

サブミラーまたは RAID5 オブジェクトに交換用のホットスペア集合オブジェクトをドラッグ 

metaparam(1M)

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metahs(1M)

ホットスペア集合の作成 

編集 -> 作成 -> スペア集合 

metainit(1M)

ホットスペアの有効化 

「ホットスペア集合情報」ウィンドウを使用 

metahs(1M)

ホットスペアの削除 

「ホットスペア集合情報」ウィンドウを使用 

metahs(1M)

ホットスペア集合の削除 

編集 -> 削除 

metaparam(1M)、 metahs(1M)

コンポーネントの交換 

ホットスペア集合オブジェクトに交換用の スライスをドラッグ 

metahs(1M)

ホットスペア集合の表示 

ブラウズ -> ホットスペア集合 

metastat(1M)

ミラー

 

 

サブミラーの接続 

ミラーオブジェクトにサブミラーをドラッグ 

metattach(1M)

オプションの変更 

「ミラー情報」ウィンドウを使用 

metaparam(1M)

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metastat(1M)

作成 

編集 -> 作成 -> ミラー 

metainit(1M)

サブミラーの切断 

「ミラー情報」ウィンドウを使用 

metadetach(1M)

拡張 

サブミラーに未使用スライスをドラッグ 

metattach(1M)、 growfs(1M)

サブミラーのオフライン / オンライン設定 

「ミラー情報」ウィンドウを使用 

metaonline(1M)、 metaoffline(1M)

障害の発生したコンポーネントの交換 

エラーの発生したスライスに交換用スライスをドラッグ 

metareplace(1M)

削除 

編集 -> 削除 

metadetach(1M)、 metaclear(1M)

ファイルシステムのミラー化解除 

 

 

パフォーマンス監視

 

 

デバイス統計情報の表示 

オブジェクト -> 統計情報 

iostat(1M)

グラフの表示 

ブラウズ -> 統計情報グラフ 

iostat(1M)

RAID5 メタデバイス

 

 

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metastat(1M)

作成 

編集 ->作成 -> RAID 

metainit(1M)

拡張 

RAID5 オブジェクトに未使用スライスを ドラッグ 

metattach(1M)

障害の発生したコンポーネントの交換 

エラーの発生したスライスに交換用のスライスをドラッグ 

metareplace(1M)

削除 

編集 -> 削除 

metaclear(1M)

SPARCstorage Array

 

 

ファンとバッテリの状態チェック 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> 情報 

ssaadm(1M)

コントローラ情報の表示 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> 情報 

ssaadm(1M)

NVRAM の無効化 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> 高速書き込み -> 無効 

ssaadm(1M)

NVRAM の有効化 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> 高速書き込み -> 有効 

ssaadm(1M)

NVRAM の有効化 (同期書き込み) 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> 高速書き込み -> 同期 

ssaadm(1M)

NVRAM から未処理の書き込みを フラッシュ 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> NVRAM の同期処理 

ssaadm(1M)

NVRAM から高速書き込みデータをパージ 

「ディスク表示」ウィンドウで オブジェクトを選択し、そのポップアップ メニューから「NVRAM をパージ」を選択 

ssaadm(1M)

ディスクの予約 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> ディスクの予約 

ssaadm(1M)

ディスクの解放 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> ディスクの解放 

ssaadm(1M)

ディスク / トレイ / コントローラの起動 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> ディスクの利用開始 

ssaadm(1M)

ディスク / トレイ / コントローラの停止 

「ディスク表示」ウィンドウを表示し、オブジェクト -> ディスクの利用停止 

ssaadm(1M)

状態データベースの複製

 

 

さらに追加 

初期化されたメタデバイスの状態データベースオブジェクトにスライスをドラッグ 

metadb(1M)

接続 

「メタデバイスの状態データベース情報」 ウィンドウを使用 

metadb(1M)

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metadb(1M)

作成 

初期化されてないメタデバイスの状態データベースオブジェクトにスライスをドラッグ 

metadb(1M)

削除 

「メタデバイスの状態データベース情報」 ウィンドウを表示し、削除を選択 

metadb(1M)

復元 

「メタデバイスの状態データベース情報」 ウィンドウを表示し、復元を選択 

 

表示と変更 

「メタデバイスの状態データベース情報」ウィンドウを使用 

 

ストライプ

 

 

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metastat(1M)

作成 

編集 -> 作成 -> 連結 (Concat/Stripe) 

metainit(1M)

拡張 

オブジェクトに未使用スライスをドラッグ 

metattach(1M)

スライスに障害が発生した後の再作成 

メタデバイスを削除し、再作成 

metaclear(1M)、 metainit(1M)

削除 

編集 -> 削除 

metaclear(1M)

トランスメタデバイス

 

 

ロギングデバイスの接続 

トランスデバイスのログ矩形にスライスまたはメタデバイスをドラッグ 

metattach(1M)

状態のチェック 

オブジェクト -> 情報 

metastat(1M)

作成 

編集 -> 作成 -> トランス 

metainit(1M)

ロギングデバイスの切断 

トランスメタデバイスからロギングデバイスをドラッグ 

metadetach(1M)

削除 

編集 -> 削除 

metaclear(1M)

トランスメタデバイス間でのログ共有 

編集 -> 作成 -> トランス 

ログの場合、すでに他のトランスメタデバイスによって使用されているものと同じスライスを使用。 

metainit(1M)